冬の“バチッ”とくる瞬間には共通点があった! 痛くてつらい静電気を防ぐ「服選びのコツ」

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2023年02月04日 19:51  All About

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“バチバチッ”とくる冬の静電気、いやですよね。静電気を起こしにくくするためには、洋服の素材の組み合わせがポイントです。

「バチッ」とくる静電気がイヤ! 静電気が起きにくい服選び

ふとした時に「バチッ」「パチパチッ」と刺激を感じる静電気。冬ならではのお悩みではないでしょうか。静電気が起こるのは冬の乾燥した空気に加えて、実は、洋服の素材の組み合わせも原因のひとつになっているようです。

静電気をなるべく起こしにくくするための、服選びのコツをご紹介します。

静電気の原因は「お気に入りのコーデ」のせいだった!?

筆者自身も一時期、静電気に悩んだ経験がありました。それは車に乗ろうとドアを開けようとする時。毎回「バチッ」とした刺激が起こり、思わず「痛い!」と声を上げてしまうような強さの刺激でした。

今、改めてその時期に何を着ていたかを考えてみると、思い当たるアイテムが……。それは、素材にアクリルが多く含まれているニットでした。
アクリルが56%と一番多く使われているのが原因だったのかも……

普段はウール系のニットが好きで、素材にこだわって選ぶことが多いのですが、これは青みピンクのきれいさに惹かれて、唯一持っているアクリル混のニット。とても気に入っていて、当時よく着ていたアイテムです。

ウールのコートも好きで、よく着ていました。もしかしたら、アクリルのニットにウールのコートを羽織っていた時に、静電気が強く起きていたのかもしれません。

調べてみると素材によって、マイナスやプラスに帯電しやすい・帯電しにくいなど、特徴があるようです。

・マイナスに帯電しやすい素材:アクリル、ポリエステル、アセテートなど
・プラスに帯電しやすい素材:ナイロン、ウールなど
・帯電しにくい素材:コットン、麻、シルクなど

どうやら、マイナスに帯電しやすい素材と、プラスに帯電しやすい素材を組み合わせた時に、静電気が起こりやすくなるようで、筆者のお気に入りコーデだった「マイナスに帯電しやすいアクリル混のニット」と「プラスに帯電しやすいウールのコート」は、まさにその例でした。

似た性質の素材を組み合わせるのがポイント

よって、静電気を避けるためには、「似た性質を持つ素材」を組み合わせるのがポイントのようです。

例えば、マイナスに帯電しやすい「アクリル」と「ポリエステル」の組み合わせや、プラスに帯電しやすい「ナイロン」と「ウール」の組み合わせなら、それぞれ似た性質を持っているため、静電気が起こりにくくなりそうです。
同じ性質を持つウールのコート×ウールのニットなら静電気も起こりにくいかも

写真の組み合わせはウールのコートにウールのニットです。静電気に悩まされている方は、ご自分がよく着る洋服の素材を確認して、こうした似た素材同士を組み合わせてみるのが効果的かもしれません。

ぜひ、試してみてくださいね!

<参考>
静電気が発生しやすいコーディネートって?(LION)
静電気が招く髪のダメージ……女性の髪の大敵!(All About)
(文:横瀬 真知子(レディースファッションガイド))

このニュースに関するつぶやき

  • 昔はよく静電気食らったが、裏生地がナイロンとかだったせいかな。洗うと取れちゃうけど静電気防止スプレーとかつかってる。
    • イイネ!1
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