TKO、騒動後初の再出発ライブへ会場入り　木下から1時間後に木本到着「きょうが勝負」「気持ちはゼロから」

　お笑いコンビ・TKO（木本武宏、木下隆行）が5日、再出発となるトークライブ『喋るTKO』を大阪・梅田のライブハウスで開催する。午後7時開演に向け、4時頃に木下が会場入りし、5時すぎには木本が到着した。関係者によると5時からリハーサル予定だというが、木本は「遅刻じゃない」と苦笑いを浮かべた。

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　待ち受けた報道陣に対し、2人とも丁寧に対応した。木下は、コンビでステージに上がる心境を「楽しみ」と噛みしめた。準備は万端の様子で「概要は詰めた。あとは出たとこ勝負」と気合十分だった。

　木本も「話したいことがたくさんある」といい、「きょうが勝負」と張り切った。先月の記者会見後、さまざまな反応が寄せられたことを謙虚に受け入れながら、空いた時間には、木下と新作コント作りに励んできたという。きょうはトークと質問コーナーなどで構成するが、「笑ってもらえるようなトークライブにしたい」と意気込んだ。

　木本は「一からではなく、気持ちはゼロから。復帰じゃなく再起。元いた場所に帰れるなんてたいそうなことをは考えていない」と、木下とともに地元・大阪からファンに向き合う気持ちを伝えた。

　TKOをめぐっては、昨年7月、木本に投資トラブルが発覚。レギュラー番組を降板して、松竹芸能を退社し、芸能活動を休止した。木下は2020年3月、後輩へのパワハラなどを認める形で松竹芸能を退社し、フリーで活動してきた。

　先月23日、木本が都内で会見を行い、騒動の経緯を説明した謝罪。木下も途中から加わり、コンビ活動再開の意向を語った。今回は3年ぶりのコンビ仕事で、6年ぶりのトークライブとなる。