クラブ歴代最多得点＆プレミア通算200ゴール！　ケイン「魔法のような瞬間」

　トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、クラブの歴代公式戦通算得点数記録を更新した喜びを語った。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　プレミアリーグ第22節が5日に行われ、トッテナムはマンチェスター・Cと対戦。15分に敵陣高い位置でボールを奪うと、最後はケインが右足で流し込んで挙げたゴールが決勝点となり、1−0で完封勝利を収めた。

　1月23日に行われた第21節フルアム戦のゴールで、トッテナムでの公式戦通算得点数が「266」に到達し、1960年代にトッテナムで活躍した元イングランド代表FWジミー・グリーブス氏が保持していたクラブの歴代最多得点数に並んでいたケイン。マンチェスター・C戦のゴールでこの記録を「267」に更新し、クラブ歴代最多得点者となった。

　また、この記念すべきゴールがケインにとってはプレミアリーグで通算200ゴール目となり、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏、同FWウェイン・ルーニー氏に続き、史上3人目の快挙を達成。なお、304試合で200ゴールを記録したケインは、シアラー氏（306試合）とルーニー氏（462試合）の記録を上回り、史上最速での大台到達となった。

　メモリアル弾を記録したケインは試合後、「魔法のような瞬間だった。勝利を収めることに必死だったし、1−0でリードした後はクリーンシートを達成するだけだった」と喜びを口にしながら、次のように感謝を語った。

「ファンの前で達成できたことは特別な瞬間だった。このことについては多くのことが語られていて、ただ早く達成したかった。だから、世界最高のチームとの大一番でこれを成し遂げたことは特別だ」

「定期的にプレーし始めた時、プレミアリーグで200ゴールを決めるなんて想像もしていなかった。そこに到達した今、嬉しく思っている。まだ何年も残っているので、これからもさらに得点を決めていきたいね」