格闘技「競拳」の若野康玄会長が死去 77歳 高岡蒼佑・遠藤要らに再起の場を提供
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2023年02月06日 12:43 ORICON NEWS

競拳インターナショナル・若野康玄会長が死去(C)ORICON NewS inc. 元俳優の高岡蒼佑、遠藤要らをリングデビューさせた「競拳インターナショナル」の若野康玄会長が5日、心筋梗塞のため死去した。77歳。通夜は大阪・泉南郡の佛心殿別館で7日午後6時から、告別式は同所で8日正午から執り行われる。
【写真】火花バチバチ!トミーに胸ぐらを掴まれる高岡蒼佑 若野さんは1945年3月29日生まれ、大阪市出身。自身も一時アウトサイダーの道を渡り歩いた経験を踏まえ、格闘技大会「競拳インターナショナル」やキックボクシングジム「若獅子会館」を通じ、血気盛んな若者らに再起の機会を提供した。
昨年5月、高岡の格闘技デビュー会見では「一度アウトになった人間、世間から不良とされた人にもう一度チャンスをという思いで続けてきた」と語っていた。今年1月には遠藤をデビューさせ、話題を集めた。
関係者によると、昨年末に3冊目となる著書『大阪アンダーワールド』(徳間書店刊)を発表するなど、さらなる構想を練るさなか、急逝だったという。6月に追悼大会が開かれる予定。
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