鈴木は、1977年パリ ソルボンヌ大学 Institute Catholiqueに短期留学後、パリ・プレタポルテ・オートクチュール協会日本事務所に在籍。1983年に「ケンゾー(KENZO)」のウィメンズライセンス事業を展開していたエルカに入社し、同ブランドの広報・PR担当として高田との交流がスタートした。1991年にはアタッシェ・ドゥ・プレス会社のパザパ(後のセ・シュエット)を設立。ヨーロッパのファッションブランドのPRを手掛けるとともに、高田とも広報契約を結んで活動した。その後、高田からのオファーにより、ビジネス面だけでなくプライベート面でも同氏をサポートするパーソナルマネージャーとなった。
書籍では、37年間公私にわたり高田を支えた鈴木が、プライベートな画像などと共に同氏の功績や人柄を綴っている。なお同書の初版年月日は、高田の誕生日である2月27日。