阿部寛、アジア映画の発展に大きく貢献 「Excellence in Asian Cinema Award」受賞

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2023年02月06日 20:36  ORICON NEWS

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「第16回アジア・フィルム・アワード」で「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞した阿部寛
 アジア・フィルム・アワード・アカデミー(以下、AFAA)は6日、アジア全域版アカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて、日本の俳優・阿部寛に「Excellence in Asian Cinema Award」を授与すると発表した。阿部は、3月12日に香港にて開催される授賞式に参加予定であることと、コメントを公表した。

【画像】ノミネートされたそのほかの日本作品

 阿部は、「この度【Excellence in Asian Cinema Award】を受賞することができ、とても光栄に思います。AFAのような大きな賞をいただき、本当に驚いています。受賞を聞いた時は、これまでずっと一緒にやってきたスタッフさんたちがそばにおり、皆で本賞を分かち合えることがうれしく、大変感謝しています」と、喜びを伝えている。

 「Excellence in Asian Cinema Award」は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える賞。日本人の受賞は、第9回(2015年)の中谷美紀、第13回(19年)の役所広司に続く、3人目となります。また、同賞を含む、過去のAFA特別賞の受賞者には、山田洋次監督、アミターブ・バッチャン、チャン・イーモウ監督、ミシェル・ヨー、ホウ・シャオシェン監督、アン・ホイ監督、樹木希林、イ・ビョンホンなどがいる。

 阿部は、1987年の映画『はいからさんが通る』で俳優デビューしてから30年以上のキャリアを誇り、国内外で90本以上の映画作品に出演し、数々の大胆かつ挑戦的な役柄を演じてきた。海外の作品にも多く出演しており、初の主演映画は、香港との合作作品『孔雀王 アシュラ伝説』(1990年)。東京を舞台にしたアクション映画『東京攻略』(2000年)ではトニー・レオンら名だたるアジアのスターとの共演も果たした。

 ほかにもタイのアクション映画『チョコレート・ファイター』(08年)や日中合作映画で、東京国際映画祭第30回記念のオープニングスペシャル作品として上映された『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(17年)にも出演。アジア映画の発展に大きく貢献した功績が認められ、今回の受賞が決定した。

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