プレミアリーグ公式が声明を発表…マンチェスター・Cに多数の財務規則違反の疑いか

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2023年02月06日 21:34  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=Getty Images
 プレミアリーグ公式サイトは6日、マンチェスター・Cに関して公式声明を発表した。

 今回の声明の内容は、マンチェスター・Cに「多数の財務規則違反の疑い」があるとのこと。公式サイトでは、「プレミアリーグは本日(6日)、プレミアリーグ規則W.82.1に従い、マンチェスター・シティFCによるプレミアリーグ規則違反の疑いを、プレミアリーグ規則W.3.4に基づく委員会に付託したことを確認する」と伝えられている。

 イギリスメディア『BBC』がまとめた報道によると、「クラブの財政状況を真実かつ、公正に把握出来る正確な財務情報」の提供を求める規則の違反があったとのこと。この情報には、スポンサー収入や運営費などクラブの収入も含まれている。

 さらに、疑われている違反は上記のものだけではなく、ロベルト・マンチーニ氏が指揮を執っていた2009−10シーズンから2012−13シーズンまでの「監督報酬の詳細を伝えることを要求する規則」と、2010−11シーズンから2015−16シーズンまでの「選手への報酬に関する」もの、2013−14シーズンから2017−18シーズンまでの「ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を含むUEFA(欧州サッカー連盟)規則に関連する」ルール、及び2015−16シーズンから2017−18シーズンまでの「収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則」が含まれているとも併せて報道されている。

 2020年、同クラブは2012年から2016年の間にFFP規則の「重大な違反」を犯したとUEFAに裁定され、2年間の欧州大会出場禁止処分を受けていた(後にスポーツ仲裁裁判所(CAS)によって、これは覆されている)。

 また、イギリス紙『タイムズ』によると、マンチェスター・Cは今回の発表で100件以上の告発を受けているとのこと。仮に有罪判決となった場合には、勝ち点の減点やリーグからの降格・追放の可能性もあると伝えている。

 プレミアリーグ公式サイトは、「委員会は、プレミアリーグや加盟クラブから独立している。委員会のメンバーは、プレミアリーグ規則W.19、W.20、W.26に従って、プレミアリーグ司法委員会の独立議長によって任命される。

委員会での手続は、プレミアリーグ規則W.82に従い、機密な扱いとなり、非公開で審理される。プレミアリーグ規則W82.2に基づき、委員会の最終結論はプレミアリーグの公式ウェブサイトにて発表される。

この確認は、プレミアリーグ規則W82.1に従って行われる。追って通知があるまで、この件に関してこれ以上のコメントはしない」としている。

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  • ぜひ追放をお願いしたい。そしてPSGも追放して欲しい。
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