まるで宇宙船! 巨大なスズメバチの巣に駆除業者も「これまでで最大」と驚愕(豪)<動画あり>

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2023年02月07日 05:01  Techinsight Japan

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スズメバチの巣の駆除に向かう駆除業者の男性(画像は『DAP Pest Control 2022年3月28日付Instagram「DEADLIEST Wasp Nest in Australia」』のスクリーンショット)
オーストラリア南東部ビクトリア州の一軒家で昨年3月、まるで宇宙船のような巨大なスズメバチの巣が見つかった。駆除の様子はそれ以降、駆除業者のSNSで何度かシェアされ、最近になって豪ネットメディア『7NEWS Australia』などが伝えて注目されている。

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ビクトリア州ヒールズビルで昨年3月、害虫駆除業者「DAPペストコントロール」のマネージャー、デイル・アーメルさん(Dale Armel)が、巨大なヨーロッパクロスズメバチの巣の除去に成功した。

デイルさんはその日、「大きいスズメバチの巣があるので駆除をお願いしたい」と連絡を受けたそうだが、現場に行くとあまりの巣の大きさに身震いがしたという。

「その巣はバスルームの天井の隅に作られたものでね。70インチ(縦約87センチ、横約155センチ)のテレビと同じくらいの大きさがあったんだ。コロナ禍で空き家になっていたからどんどん大きく成長したのだろうね。これは私のキャリアの中でも最大級。オーストラリア一ではないかな」と語るデイルさん。ヨーロッパクロスズメバチは時に攻撃的で危険なことから、駆除は2日をかけて行った。

なお実際の駆除の様子を捉えた動画では、デイルさんが頭部の防護ネット、防護服、防毒マスク、長靴に手袋という完璧な格好で現場に向かうのが見て取れる。

デイルさんは強力な殺虫剤を何度か噴射し、ほとんどのハチが死ぬまで放置、その後長い棒で巣を叩き落としたそうで、3日目に掃除をしたところゴミ袋3枚がいっぱいになったという。

デイルさんによると、ヨーロッパクロスズメバチは地面の中や壁、天井などの小さな穴に巣を作ることが多く、バスケットボールくらいの大きさになるとほとんどが駆除されてしまうという。

一方で昨年駆除した“宇宙船”のような巣は、幅だけでも150センチ超と桁違い、デイルさんは「ハチは少なくとも3万匹はいただろうね。あの数からすると、8〜12か月をかけて成長したのではないかと思っているよ」と推測している。また巣はヨーロッパクロスズメバチがバスルームの漆喰壁をかじり、外から持ってきた木片、樹皮と一緒に混ぜて唾液で固めたものだそうで、中には卵がたくさん産みつけられていたようだ。


なおデイルさんは最後に「自宅の敷地内でスズメバチの巣を見かけたら、すぐにプロの業者に連絡することだね。早めの駆除が何よりも大切。放置するとどんどん大きくなって危険だからね」と述べ、自身の会社の宣伝もしっかりと行っていた。

ちなみにこのニュースには「気持ち悪くて直視できないわ」「こんな巣があったら気絶しそう」「スズメバチは嫌いだけど、この巣は芸術だと思う」「こんなに大きくなるなんて! 怖い!」「まるでエイリアン!」「この仕事は私には無理」「せめて下にシートを敷いて駆除したらよかったのでは?」「さすがオーストラリア!」といったコメントが寄せられている。



画像は『DAP Pest Control 2022年3月28日付Instagram「DEADLIEST Wasp Nest in Australia」「Up close and personal with the WASP NEST」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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