舞台『キングダム』開幕記念会見の模様 俳優の三浦宏規、高野洸が7日、東京・帝国劇場で行われた2023年2月公演舞台『KINGDOM』開幕記念会見に登壇した。Wキャストとなる今作において5日・6日の各キャスト初日をすでに観劇した原作・原泰久氏からは絶賛のコメントも寄せられた。
【写真多数】初の舞台化!舞台『キングダム』ゲネプロより この日はともに主人公・信を演じる三浦、高野のほか、小関裕太、牧島輝、華優希、梅澤美波(乃木坂46)、美弥るりか、有澤樟太郎、梶裕貴、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)、神里優希が参加した。
三浦は「なんとかスタートすることができることができました。無事全公演走りきれるように、みんなで頑張っていきたい」と気合を込め、高野も「憧れていた帝国劇場に立てて、カーテンコールを迎えようやく実感しました。全員が一丸となって頑張ってきたおかげ。このあとも怪我なきよう走りきれたら」と高揚感に包まれた様子で語った。
梅澤も「稽古(けいこ)場でも何度涙を流したかわからないくらい胸にくるものがある。みんなで最後まで走り抜けたい」と意気込み、東京公演のみ出演する鈴木は「高校生の頃から読んでいる『キングダム』は大好きな作品。IMPACTorsとしてインパクトを残せるように、せいいっぱい成キョウを演じられたら」と掲げた。
そんななか、カンパニーきっての原作通の牧島は原氏からのメッセージを取り出して代読。原氏は「舞台『キングダム』、圧巻でした!目の前で繰り広げられる壮絶なアクション、白熱のドラマ、とにかくキャストさんたちの圧倒的な熱量がダイレクトに伝わってきて、想像を遥かに超える感動がありました」と興奮を感じるコメントを寄せた。
続けて「今回の舞台用にアレンジした脚本も素晴らしい出来栄えで、『キングダム』をまた新しく体験できる作品が生まれたと感じています。これから長い公演が続きますが、キャストの皆さんが怪我なく「戦場」に立ち続けられることを切に願っています」とねぎらいの言葉も。
「先生…ありがとうございます。本当にきのうお会いできてうれしくて。親に言いました」とサインももらったという牧島は「『がんばってください』というお言葉をいただきまして。カンパニー一同、先生から受け取った思いもお客さんに返しながら頑張りたい」と噛み締めた。
本番後に対面した三浦は「開口一番に『4度泣きました』と原先生が言ってくださいまして。その言葉を聞けただけで感無量。ここまで稽古すっごく大変でしたけど頑張ってやってきてよかった」としみじみ。自身が加えたアレンジが原氏からも「あそこが一番良かったかも、って言っていただけて」と褒められたようで「間違ってなかったんだとほっとしました」と安堵。
高野も「感想をお聞きしているときにうれしくて飛んじゃっているというかあんまり覚えられてないのですが、原先生がツイッターに感想を書かれていて。一言一句本当にうれしくて…しみました。連載、めちゃくちゃ楽しみにしてます。原作の方が応援してくださる舞台をしっかり最後まで、やりきりたい。原作ファンの方に届くようにもっと頑張りたいです」と気持ちを新たにした。
小関も生の原氏は「タジタジになっちゃって。あんまり覚えていない…」と胸いっぱいだったよう。「お話したって事実は覚えているんですけど。良かったよ、ともいただきましたし、よりブラッシュアップするヒントもいただきました。短い間でしたが充実した感想を聞くことができました」と胸を張っていた。