勝田貴元がワークスから初参戦「雪道は大好き。ワクワクしています」/2023年WRC第2戦スウェーデン 事前コメント

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2023年02月08日 06:30  AUTOSPORT web

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トヨタワークスチームであるTOYOTA GAZOO Racing WRTの3台目のマシンでWRC第2戦スウェーデンに参戦する勝田貴元
 2月9日(木)から12日(日)にかけて、スウェーデン北部の都市ウメオを中心に、2023年シーズンのWRC世界ラリー選手権第2戦『ラリー・スウェーデン』が開催される。シーズン中唯一のフルスノーラリーとして行われる同イベントは、ストレート区間が多く、ラリー・フィンランドと並んでシーズン中もっともハイスピードなラリーのひとつでもある。そんな今戦に向けてトヨタ、ヒョンデ、Mスポーツ・フォードの各陣営からドライバーコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)
「今回(のテスト)は雪と氷の上でマシンを試す最初の機会だ。いくつかのことは順調なようだから、徐々に自信を深めている。だからこそエストニアのラリー(オテパア・タルベラリー)に出場して、さまざまなコンディションで経験を積むことが重要なんだ。そうすれば適切なセットアップからどれだけ離れているか知ることができるだろう」

「個人的には、雪上でははるかに大きな自信を感じる。他のクルーたちと比較して僕たちがどれだけのものか見てみよう。もしも路面が凍結していれば、早くに出走するのがいい。雪が多ければその逆だ。だからコンディション次第なんだ。天候がどうなるか見ていかないといけない。いずれにせよ、僕たちはラリーへの準備はできている。選択の余地はないからね!」

●ピエール-ルイ・ルーベ(#7 フォード・プーマ・ラリー1)
「スウェーデンへ行くことをとても喜んでいる。あそこへ行くのは2回目だけど、ウメオでの新しいイベントは初めてのことだ。経験を積むことを楽しみにしているし、この週末は速くてクリーンなラリーにすることが僕にとって一番重要だと思っている」

「僕とニコラス(・ギルソウル/コドライバー)にとっては、まだすべてが初めてのことだから、できる限り経験と知識を得て、今後のグラベル(未舗装路)イベントに向けて自信をつけていくことが大切なことだ。好結果を出してこの初めての経験を楽しめるように全力を尽くそう!」

■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)
「ラリー・スウェーデンの道路は超高速なので、重要なのはいいラインを見つけ、ステージの間中できる限りのスピードを出し続けることだ。昨年、僕たちは雪と氷のコンディションで競争力を発揮できることを示した(総合2位)。だから今回もスウェーデンで速さを出せることを期待している」

「週末を通してクルマが快適に保つことが不可欠だけど、マシンの操作性がよければより簡単になる。つまりセットアップがとても重要になるということだ。また出走順も重要な要素だ。気温が低くて凍結しているときは、出走順が早い方がいい。でも積もったばかりの雪があるのなら、出走順は遅い方がいいね」

「スタートからフィニッシュまで表彰台を懸けて戦いたいと思っている。もちろんチャンピオンシップの主だったライバルたちをできるだけ多く打ち負かすつもりだ」

●エサペッカ・ラッピ(#4 ヒョンデi20 Nラリー1)
「ラリー・スウェーデンはいつも第二のホームイベントのように感じる。僕が一番よく知っているフィンランドの高速コースに形状と路面がとても似ているからだ。今年は相応なウインターコンディションになると思うので、大きなスノーバンク(雪壁)の間で思い切り楽しむことができるだろう」

「スウェーデンでの2度目の走行はいつも特別だ。轍がある狭い部分では素早くドライビングを適応させなければならないからね。ラリーへの準備が重要になるから、プレイベントテストと、フィンランドラリー選手権での経験を最大限に生かさなければいけない。すべてがうまくまとまれば、昨年のようにまた表彰台に戻ることができるだろう」

●クレイグ・ブリーン(#42 ヒョンデi20 Nラリー1)
「ラリー・スウェーデンはいつも楽しめるイベントだ。それに過去に何度かベストリザルトを出している場所でもある。スタッドタイヤで完全なウインターコンディションのなか走行するラリーは年に1回だけだから、スウェーデンはいっそう特別なものになっている」

「ステージはストレートが多くて超高速だから、スピードを出すことに徹する必要がある。暗闇のなかで行われるステージが多いので、ペースノートを正確にしておくことがとても重要だ。理想を言えば、また表彰台に立ってスウェーデンを離れたいね」

「でも、これは僕にとってヒョンデi20 Nラリー1での初めてのラリーイベントだから、チャレンジになるだろう。結局のところ、この経験を楽しむことが僕の最大の目標だ」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「モンテカルロでは、良いフィーリングでシーズンをスタートし、多くの選手権ポイントを獲得することができたので良かった。スウェーデンでもこの調子を維持し、ラリーを楽しみたいと思っている」

「このような雪のラリーは毎年1戦しかなく、スタッドタイヤを装着したクルマでスノーバンクに囲まれた道を激しくプッシュするのは、最高かつ特別なことだ。昨年のスウェーデンでは良い成績(総合優勝)を収めることができたので、今回も同じリザルトを目指すつもりだ」

「雪に覆われた道を最初に走るのは難しい場合が多く、コンディションに大きく左右される。ラリーの事前テストはとてもうまくいった。路面は厚い氷の層で覆われコンディションは完璧だったんだ。ラリー本番の路面もそうあってほしいし、金曜日に一番手で走行する際は、できれば苦労せずに走りたい」

●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・モンテカルロではペースが良かっただけに、あのような結果に終わってしまったことは残念だったが、全体的には良いスタートが切れたと思う。そして次に臨むスウェーデンは、第1戦とはまったく違うチャレンジになる。路面は雪や氷で覆われているが、年間カレンダーの中でもっともハイスピードなラリーのひとつなんだ」

「とくに、今年はラリーのベースが少し北側に移動し、ステージはさらに高速になり、ルートには初めて走る新しいステージもいくつかある。ループを構成する各ステージの中でもグリップが頻繁に変化するため、つねに完璧なクルマを用意するのは不可能に近いが、事前に行なったテストではさまざまなオプションを試すことができたよ」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・スウェーデンに向けて本当にワクワクしています。雪上でのドライビングにはとても慣れていますし、リラックスして走ることもできるので、雪道は大好きです」

「今回はチームの3人のノミネートドライバーのひとりになることで、これまでよりも少しプレッシャーを感じるかもしれませんが、このポジションでの出場は僕が本当に望んでいたものです。困難な瞬間もあるかもしれませんが、それを乗り越えてチームのために多くのポイントを獲得したいと思っています」

「ただベストを尽くすだけで、これまでと何も変わりません。雪道での事前テストはクルマのフィーリングがとてもよく、チームは1年前よりもクルマを大きく進化させてくれたので、より大きな自信を持ってスウェーデンを戦えることを期待しています。もちろん、他のチームも改良と開発を続けているので、フルアタックで臨まなくてはなりません」
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