偉大な父の足跡を辿れるか…”レジェンド”ロナウジーニョ氏、息子のバルサ入団を明かす

0

2023年02月08日 11:54  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

バルセロナ在籍時のロナウジーニョ氏(2007年)[写真]=Getty Images
 元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が、自身の息子のバルセロナ入団を明かした。7日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが一斉に伝えている。 
 
 現在42歳のロナウジーニョ氏は、2003年から2008年までバルセロナに在籍。背番号「10」を背負い5年間で公式戦通算207試合出場97ゴール70アシストという成績を収め、2度のラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献した。バルセロナのレジェンドの一人として知られており、現在は同クラブのアンバサダーを務めている。

 そんなロナウジーニョ氏はバルセロナ在籍中の2005年2月22日にジョアン・メンデス・デ・アシス・モレイラという名の息子を授かった。歴代屈指のテクニシャンを父に持つジョアン・メンデスは幼少期にサッカーを始めると、13歳の時には父親の名前を隠して臨んだ名門クルゼイロのトライアルに合格。その後は育成組織でのプレーを続けていたが、昨年2月に同クラブを退団していた。

 以降はフリーの身となっていたジョアン・メンデスだが、この度父の古巣であるバルセロナに入団することが決まったようだ。報道によると、ジョアン・メンデスはロナウジーニョ氏の代理人でもあった叔父のロベルト・デ・アシス氏の支援を受け、今年1月からバルセロナのユースチームのトライアルに参加。そこでのプレーが評価され、この度ユースチームへの入団が決まったようだ。

 現在17歳のジョアン・メンデスはセンターフォワード(CF)や攻撃的MFを主戦場にプレー。『アス』は同選手のプレースタイルについて「両足から繰り出される強力なキックに定評があり、技術にも優れている」と紹介している。なお、バルセロナとの契約については、ジョアン・ラポルタ会長と叔父のロベルト・デ・アシス氏の間で直接交渉が行われたようだ。

 実際にロナウジーニョ氏自身がスペインのラジオ局『RAC1』に対し「彼(ジョアン・メンデス)はバルセロナに来るよ」と息子のバルセロナ入団を明言。続けて「息子がバルセロナに来ることで、僕はこれまで以上にクラブに関わることになるだろう。バルセロナは僕の人生の一部でもあるからね」とコメントしている。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定