限定公開( 10 )
牛丼チェーン店「吉野家」店舗で、利用客が卓上に置かれた容器から直接紅しょうがを食べる動画が拡散しています。ねとらぼ編集部の取材に対し、吉野家は警察に被害届を提出予定であり、刑事・民事の両面で厳正に対処する意向を示しました。
拡散している動画では、利用客の男性が箸を使い、紅しょうがをかきこむしぐさをしつつ口に運ぶ様子が収められていました。撮影者とみられる男性による笑い声も聞き取れます。
吉野家の広報担当者は拡散した動画について、「2月5日の時点で認識しました。動画をご覧になった皆様に不快な思いをさせたことに対して大変遺憾に思っております」とコメント。動画は2022年に撮影されたものであるとしつつも、「警察への被害届を提出予定であり、刑事・民事の両面での厳正な対処を行う方針のもと、引き続き、調査を継続しております」との姿勢を示しました。
また、すでに該当店舗を特定し、2月5日に該当店舗を一時閉店。紅しょうがの廃棄・交換、カウンターに常設している什器・調味料入れを含む備品の消毒・洗浄を実施したとしています。加えて、2月6日には全従業員に向けて、飲食店での迷惑行為を防止するため、店内の様子の確認や衛生管理を徹底するように促したとのこと。
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なお、卓上の紅しょうがについては現時点では変更する予定はないものの、利用客の利便性や安全性を考慮して検討するとしています。
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