マンCに不正疑惑…元主将コンパニ氏、古巣への批判には「とても懐疑的」

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2023年02月08日 12:54  サッカーキング

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マンC“黄金期”の礎を築いたコンパニ氏 [写真]=Getty Images
 現在バーンリー(イングランド2部)の監督を務める元ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ氏が、古巣マンチェスター・Cの財務規則違反疑惑に言及した。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。

 プレミアリーグは今月6日、マンチェスター・Cに「多数の財務規則違反の疑い」があると公式声明で発表。2009年9月から2017−18シーズンの9年間にわたって、100件以上の財務規則違反の疑いで告発した。有罪となった場合には勝ち点の減点やリーグからの追放の可能性も浮上している。

 マンチェスター・Cはこの告発に対し、「とても驚いている」と声明で反応。また、2008年夏から2019年夏にかけて同クラブでプレーしたコンパニ氏も、ニュースには「目を丸くしている」ようだ。4度のプレミアリーグ制覇に貢献した元キャプテンは、次のように古巣をかばった。

「世の中にたくさんの“正義の味方”がいて、間違ったことを教えてくれることは確かだ。そして、誰もが自分自身を見つめ直したとき…一般的にサッカー業界は、誰かを何度も指さす余裕はないと思う。サッカー業界がどういうものか、皆さんも分かっているだろう。私は、人々が指を指し始めると、とても懐疑的になるんだ」

 ただ、コンパニ氏は今回の問題に深く首を突っ込むつもりはない模様。「(チャンピオンシップの)日程には本当に助けられているよ。起こっていることを詳しく調べたり、感情的になる時間はない」と、これ以上の言及を避けた。

 マンチェスター・Cは2020年2月にも欧州サッカー連盟(UEFA)のファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則違反で「UEFA主催大会への参加禁止」と「3000万ユーロ(約42億円)の罰金」処分を科されていた。しかし、マンチェスター・Cがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴すると、CASはUEFAの訴えを棄却。調査に非協力だったとして、UEFAに対する1000万ユーロ(約14億円)の支払いのみをマンチェスター・Cに命じた。

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