ファミマ「開いて洗えるストロー」が“紙ストロー嫌い”にも好評 開発の経緯を取材した

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2023年02月08日 20:23  ねとらぼ

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ねとらぼ

「コンビニエンスウェア ブルーグリーン」第1弾の4商品(ファミリーマート・ニュースリリースより)

 ファミリーマートの「開いて洗えるストロー」が「めっちゃ良い」とTwitterで話題です。「環境への配慮はしたいけど、紙ストローは苦手」という人々の救世主になるかも……! ファミリーマート広報に開発の経緯を聞きました。



【画像】ファミマ「開いて洗えるストロー」



 キッカケとなったのは、Twitterユーザーのかみこっぷさんの投稿です。ファミリーマートのストローについて、「ポーチに入れて持ち運べるし、丈夫なシリコンでしっかり吸えるし、ガバッと開いて洗えるからズボラ人間にも優しい!!」と絶賛したところ、多くの反応が寄せられました。



●ファミマ広報「環境配慮したいが、紙ストロー抵抗ある人が評価」



 紙ストローは苦手だけども、リユース(再使用)するストローは衛生面が心配という人にとってはうれしい商品。どんな経緯で開発されたのでしょうか。ファミリーマートに取材しました。



――この商品を発売した経緯を教えてください。



ファミリーマート広報:弊社では2022年12月、「地球環境に良いこと、役に立つことを少しずつでもできることから実行していこう」との思いから、地球環境に対する取り組み「コンビニエンスウェア ブルーグリーン」プロジェクトを始動しました。同月6日に、第1弾としてサステナブル商品4種類を発売しています。その中の1つが「開いて洗えるストロー」です。



 他にも「スプーンとフォークとはし」「組み立てスプーンとフォークとはし」「ベントーバッグ」を販売しています。今後も、地球環境に配慮した商品を開発し、お客さまが始めやすい、続けやすい価格で展開いたします。



――「開いて洗えるストロー」の売れ行きや反応はいかがですか?



ファミリーマート広報:環境には配慮したいものの、紙ストローに抵抗があるという人からもご評価いただいております。加えて、自分だけのストローとして持ち歩く人も増えているようです。



――開発にあたって、こだわったことは何かありますか?



ファミリーマート広報:まずは「使い捨てない」こと、次に「洗いやすさ」にこだわりました。プラスチックごみを減らす目的だけでなく、子どもにも優しいソフトなシリコーン素材を使用し、使い心地にもこだわっています。



――そのほか、セールスポイントを教えてください



ファミリーマート広報:デザインはファッションデザイナーの落合宏理氏によるものです。弊社のコーポレートカラーである青と緑は、地球の海と森をイメージさせる色であることから、プロジェクト名の「ブルーグリーン」が名付けられました。この2色を混ぜた色、碧緑を象徴的なカラーとして使用しています。



 また、バイオマス配合の捨てないパッケージ付きですので、持ち歩きも便利な商品となっています。



 話題のきっかけとなった投稿への反応を見ると、紙ストローが苦手な人からの「便利そう」との声がやはり目につきます。2本入り500円と価格もお手頃。選択肢の1つとしてアリな気がします……!


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