渋谷駅桜丘口地区再開発の施設名称がShibuya Sakura Stageに決定

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2023年02月09日 15:02  Fashionsnap.com

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外観イメージ

Image by: 東急不動産
 東急不動産が参加組合員として参画し、渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合が推進する「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の新たなランドマークとなる新施設名が「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」に決定した。竣工は11月30日を予定している。

 Shibuya Sakura Stageは「働・遊・住」を兼ね備えた大規模複合施設で、渋谷駅に隣接。オフィスや商業施設に加えて、渋谷駅中心地区で唯一の住宅を導入する。「生まれ変わる桜丘のまちが、桜を愛して皆で楽しむ日本人の心を大事にしたい」という想いと「あらゆる人が自らのものがたりを発見・発信する舞台でありたい」という想いから施設名称を「Shibuya Sakura Stage」に決定。駅周辺全体の回遊性の向上を図るため、駅や周辺地区を結ぶ多層の歩行者ネットワークを整備する。
 同施設には地上39階、地下4階のA街区「SHIBUYAサイド」と地上30階、地下1階のB街区「SAKURAサイド」が誕生。SHIBUYAサイドはA1棟「SHIBUYAタワー」とA2棟「セントラルビル」、SAKURAサイドはB棟「SAKURAタワー」とB先端棟「SAKURAテラス」を備える。オフィスはSHIBUYAタワー、セントラルビル、SAKURAタワーの3つのオフィス棟で構成。商業施設の店舗面積は約1万5200平方メートルで、出店テナントに加えて「イベントスペース」や「デジタルサイネージ」「にぎわいSTAGE」「はぐくみSTAGE」などを用意。空間演出プランナーとしてデザインコレクティブのフロウプラトウ(FLOWPLATEAUX)を起用し、にぎわいSTAGEでは空間演出のために独自に開発した約1200個の小型照明を立体的に配置し、音響と照明を連動させた演出を取り入れる。住宅では「ブランズ渋谷桜丘」155邸を導入。屋上部分には太陽光パネルを設置し、発電した電力を日中の共用部電灯分の電力の一部として利用するなど環境に配慮した設計を採用する。
 このほか中長期滞在者や外国人ビジネスパーソンに向けたサービスアパートメントの「ハイアット ハウス 東京 渋谷」や子育て支援施設「CTIS Kindergarten, Shibuya」を整備。ハイアット ハウス 東京 渋谷では126室の客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備し、CTIS Kindergarten, Shibuyaは東京都港区南麻布でインターナショナルスクールを手掛けるCTISが運営する。トップフロアの38階には、起業支援施設がオープン。国際医療施設はプログラム医療機器などの先端医療技術を活用した健康管理スペースと、多言語対応可能な診療クリニックを併設する。

■施設概要事業名称:渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業施行者:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合所在地:東京都渋谷区桜丘町 123 番ほか(地番)施行面積:約2万6000平方メートル竣工:2023年11月30日(予定)街区:SHIBUYA サイド(A街区)/SAKURA サイド(B街区)/日本基督教団 中渋谷教会(C街区)公式サイト
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