那須川天心、ボクシング界で『THE MATCH』超えの熱狂を これまでの経験を武器に「ニューゲーム」

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2023年02月09日 15:42  ORICON NEWS

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ボクシング界で『THE MATCH』超えの熱狂を目指す那須川天心 (C)ORICON NewS inc.
 ボクシング転向を表明していた格闘家の那須川天心(24)が9日、東京・後楽園ホールでプロテストに臨んだ。6回戦からスタートするB級ライセンスを受験した天心は、筆記試験、日本バンタム級1位の南出仁選手とのスパーリング、シャドーボクシングを経て、見事に合格となった。合格後の取材では、今回の挑戦にかける熱い思いが飛び出した。

【写真】プロテスト合格!父との2ショットで笑顔を見せる那須川天心

 天心は5歳から極真空手を始め、キックボクシング史上最高の天才、神童と称されてきた。2014年に衝撃のプロデビューを果たし、史上最年少16歳でRISEバンタム級王者となるなど、MMAやMIX含め戦績は47戦47勝(32KO)。2021年の大みそかで『RIZIN』を卒業し、22年6月には『THE MATCH 2022』で武尊との世紀の一戦を制し、キックボクシングを引退した。

 華麗な経歴を引っさげてのボクシング界への転向となったが、当の本人は「なんか、最初からっていう感じがしますね。ゲームで例えると、1回全クリして、強くてニューゲーム。武器とか全部そろえて、そこからもう1回やり直す、その最初のステージみたいな感覚です」と意気込む。

 「再び、東京ドームで試合をしたいという思いはありますか?」と向けられると「そういう熱狂を生みたいですよね。自分の中では、今まで見てくれた人の一番の代表的な試合は何だと言われたら、(去年)6月の『THE MATCH』と言われると思うので、それを超すカードじゃないですけど、熱狂を生んで、さらにまた火をつけたいなと思います」としっかりと前を見据えた。

 階級については「まだちょっと何キロっていうのは…ですけど、でもバンタム級(52.1キロ〜53.5キロ)からスーパーバンタム級(53.5キロ〜55.3キロ)の間なのかなと思います」と明かした。

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