ギュンドアン、トルコ大地震の被災地へ食料を提供か…今後のさらなる支援も明言

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2023年02月09日 19:09  サッカーキング

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マンチェスター・cDE活躍するギュンドアン [写真]=Getty Images
 マンチェスター・C所属のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、トルコ大地震の被災地へ支援物資を送ったようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現地時間6日未明、トルコ南東部を震源とするマグニチュード7.8の大きな地震が発生。トルコと隣国シリアでは多くの建物が倒壊し、火災などの2時災害も発生するなど甚大な被害をもたらしている。日本時間9日時点で、この地震による死者はトルコとシリアを合わせて1万5千人以上に上っているようだ。倒壊した建物や瓦礫の下には未だ多くの人々が取り残されており、現地では懸命な救出活動が続いている。

 現地でのボランティア活動や他国からの寄付・物資提供など世界中で支援の輪が広がる中、サッカー界からもトルコ・シリア両国への支援の動きがあったようだ。トルコにルーツを持つギュンドアンは地震の発生を受けて「僕と家族はこのこと(地震)で頭がいっぱいだ。僕らの思いは今、被災地の人たちに向けられている。今、私たち全員が団結することが必要だ。被災者の方々は私たちの助けを必要としている」とコメント。被災地への支援を明言したという。

 そして今回の報道によると、ギュンドアンはトルコ出身でドイツ育ちのサラ夫人とともに、トラック2台分のパンを被災地へと提供したという。夫妻はトルコのバルケシル県の食品輸送会社『HEG Gida』と連絡を取り合い、支援物資の輸送を行なったようだ。また、トルコにいるギュンドアンの父親も輸送の手配を手伝ったと伝えられている。

 なお、ギュンドアンは「今まで受けた励ましやサポートは素晴らしいものだった。現在は食料品やベビーフード、毛布、衛生用品、暖かい衣類などの物資の寄付を集めようとしているところだ。そして、在ロンドン・トルコ大使館と連携して、トルコへの輸送を開始する予定だ」とコメントし、今後も支援を継続していく構えを明らかにしているという。
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