限定公開( 8 )
――年齢にとらわれず、部屋は自分の好きな色づかいにしたい。そんなメッセージが込められたツイートに、多くの共感の声が寄せられています。
投稿したあずさ兎(@azusausagi)さんは現在30代後半で、小学校1年生と保育園2年目の2人の男の子を育てています。自分好みの見た目にしたというキッチンは、収納の扉とカーテンがピンク、壁のタイルが赤い花柄のかわいらしいデザイン。しかしそのキッチンを「おばさんなのにピンクは痛い」「おばさんでこれは家族が可哀想」などと中傷された経験を語り、「ピンクは若い女の子のもの?『おばさん」』は似合わない?それって誰のジャッジ?」とツイート。他人の家の内装に偏見から口を出すことについて問題提起し、「わたしはわたしの家ぐらい、好きなようにするよ」と宣言しています。
あずさ兎さんは、自分が一番よく使うキッチンを好みの色づかいにすると同時に、夫などほかの家族の部屋は、本人の好みに任せているといいます。「値段が同じなら、好きなものを選んだほうが心がうきうきするもの」と、それぞれの好みを尊重したお部屋作りをしたそうです。その結果、「家づくりでは内装について一度も揉めなかった」とのこと。「家族がかわいそう」というのは的外れな指摘のようです。
そんな、あずさ兎さんに、お部屋作りのコンセプトについて尋ねてみると、「キッチンは家族の暮らしをつくる『アトリエ』なので、よく使う人=わたしがワクワクする場所にしようと思いました。わたしみたいにズボラで面倒くさがりな人こそ、愛着の持てるデザインを選ぶと、生活のモチベーションが上がる気がします」と回答。はっきりとしたこだわりがあると同時に、「もし、好みが変わったり、家を売ることがあれば、扉のピンク部分を白に塗り直してもすてき」と、柔軟な考えも持っています。
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この投稿には「同じく30代後半ですがピンク大好き!ハート大好き!なので理想のキッチンすぎて壁紙替えるならこんな風にしたいです」「私もピンクが好きです。70近い爺ですが。10年近く前にピンクの車を買おうと決めていたら、家族に猛反対を受けて仕方なく空色にした事があります」など、ピンクが好きな人から共感の声が寄せられていました。
また、「すごく素敵です 壁のタイルも可愛い!!気分良くお料理できたほうがいいですよね。朝、『まだ眠いなぁ』と思いながらこのキッチンに入って来たらパッと元気が出そうだなぁと思いました」「まるでドールハウスみたいなキッチン」「わたしの母ちゃんがこういう趣味があったら子供の私は嬉しいけどなぁ、可愛いし。家に友達とか呼びたいもんこれだったら」など、内装に対する称賛も多いようです。
さらに、「えぇやん、家は自分の城」「何色が何歳まで、女性、男性のものっていう考えを他人に押し付けるのもおかしな話ですよね。考えるのは勝手だけど、ワザワザ中傷するのは本当にダメ。ほっといてちょうだいって感じですね」「小学生の時、友人のランドセルが青だったことで男子から『女のくせに青いランドセルかよ』とか難癖つけられてたのを思い出しました。彼女は一貫して青いランドセルを背負い続けてカッコ良かったです」など、ピンクに留まらず“好き”を貫く人たちへのエールも寄せられていました。
画像提供:あずさ兎(@azusausagi)さん
(谷町邦子)
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