キャサリン皇太子妃、合計40キロのタイヤ引きトレーニングに挑戦

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2023年02月10日 09:21  Techinsight Japan

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笑顔でトレーニングに挑戦したキャサリン皇太子妃(画像は『Clarence House 2022年1月9日付Instagram「Wishing The Duchess of Cambridge a very happy 40th birthday today!」』のスクリーンショット)
キャサリン皇太子妃が英ダービーにあるカレッジを訪問し、単独無支援で南極点到達世界記録を更新した女性、プリート・チャンディさんと対面した。プリートさんのパトロンを務める皇太子妃は、彼女が訓練したという合計40キロのタイヤを引くトレーニングに挑戦。その後、学生達を前に演説し「ここには感情や心の健康をサポートする、強いメッセージが込められているのです」とプリートさんの功績を称えた。

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キャサリン皇太子妃が現地時間8日、英ダービーシャー州の街ダービーにある「ランダウ・フォート・カレッジ(Landau Forte College)」を公式訪問し、南極大陸単独遠征から帰国した陸軍大尉プリート・チャンディさん(34)と対面した。

皇太子妃がパトロンとして後援するプリートさんは、70日と16時間かけて922マイル(約1484キロ)を踏破し今年1月、女性による単独無支援極地探検の世界最長記録を更新した。

英国に帰国したプリートさんは今後英国全土の学校を訪問して回り、自身の体験を次世代へと語り継いでいく予定だ。そしてこの日はツアーの皮切りとして、自身の故郷ダービーにあるカレッジを訪れたのだ。

現地メディアによると、キャサリン皇太子妃は“Polar Preet(極地のプリート)”の愛称で呼ばれるプリートさんと対面すると熱いハグを交わし、祝福の言葉を送ったという。


その後、皇太子妃は学生達と一緒に、プリートさんが南極遠征に備えてどのような訓練や食料を用意したかを紹介するアクティビティに参加した。

プリートさんは3年間の訓練期間中、1本44ポンド(約20キロ)のタイヤを2本繋げ、ハーネスに取り付けて引いて歩いていたという。

そして今回のアクティビティでは、キャサリン皇太子妃が同じ2本のタイヤを引っ張ることに挑戦したのである。

皇太子妃は白いジャケットを脱ぐと、白い長袖Tシャツとネイビーブルーのズボンとスニーカー姿になり、腰にハーネスを取り付けてタイヤを引っ張り始めた。

しかし2本のタイヤを引いて歩くのは大変だったようで、皇太子妃はのちに「私は何らかのトレーニングをしなくちゃいけないわね」と冗談交じりに話したそうだ。


またこの日、皇太子妃は学生達に向けてスピーチを行ったが、プリートさんの功績をこのように称えた。

「彼女は私に多大なインスピレーションを与えてくれました。彼女がこの驚くべき目標に向かって努力し、それを成し遂げたのは素晴らしいことでした。」


そう語った後、プリートさんの体験について学ぶことの意味の大切さを次のように説明した。

「自分を信じて限界に挑戦し、レジリエンス(回復力)に磨きをかけるきっかけになればと願っています。ここには感情や心の健康をサポートする強いメッセージが込められているからです。」

画像は『Clarence House 2022年1月9日付Instagram「Wishing The Duchess of Cambridge a very happy 40th birthday today!」』『The Prince and Princess of Wales 2023年2月8日付Instagram「Record breaker.」』『Preet Chandi 2023年1月9日付Instagram「Phase 2」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

このニュースに関するつぶやき

  • 「3年間の訓練期間中、1本44ポンド(約20キロ)のタイヤを2本繋げ、ハーネスに取り付けて引いて歩いていた」記事を見た途端「重いコンダラ」とか「南極遠征養成ギプス(女性用)」とか、やたらに昭和な単語が脳内を明滅した。
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