炎上した車がガソリンスタンドに突っ込む 危うく大惨事に(南ア)<動画あり>

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2023年02月10日 10:12  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

炎上した末にガソリンスタンドで停止した車(画像は『Witness - The Citizen 2023年2月8日付「Update | No injuries after burning car crashed into petrol station」(Photo: Nwabiso Dlamini.)』のスクリーンショット)
南アフリカのクワズール・ナタール州にある都市ピーターマリッツバーグで現地時間8日、車両火災が発生した。車内にいた人は炎が大きくなる前に脱出したが、コントロールのきかなくなった車はゆっくりとガソリンスタンドに突っ込んでいった。南アフリカのニュースメディア『The Witness』などが伝えている。

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現地時間8日の午前7時55分頃、信号待ちをしていたトヨタ車から火災が発生した。運転手はなんとか車を止め、同乗していた女性と子供を連れて車外に飛び出した。そして数分後、炎上した車両はそのままゆっくりと動き出したのだ。

事態に気付き消火器を持って追いかけていた人もいたようだが、すでに炎は数メートルほどに達しており、簡単に消火できる様子ではなかった。この事故を捉えた動画では、すでに車は炎に包まれており、ブレーキも燃えているようでゆっくりとガソリンスタンドのほうへ向かっている。朝のラッシュアワーで車が簡単に身動きできない中、多くの車が炎上した車から距離をとろうとしており、ガソリンスタンドでも停めていた車を置いて逃げ出す人などで大混乱となった。

その後、炎に包まれた車はガソリンスタンドの計量器にぶつかり、ボンネットからさらなる炎が発生したが、ようやく停止した。すぐにガソリンスタンド従業員らが消火器や水道ホースで消火活動にあたり、消防車が到着する前に鎮火したという。

この事故で煙を吸ったガソリンスタンドのマネージャーがその場で治療を受けたが、死傷者もなく大惨事にならずに済んだ。車はフロント部分が大きくへこみ、炎に包まれていた部分は内部もすべて黒く焦げていた。なお火災を起こした車の運転手は、コメントを拒否しているそうだ。



画像は『Witness - The Citizen 2023年2月8日付「Update | No injuries after burning car crashed into petrol station」(Photo: Nwabiso Dlamini.)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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