コンテ監督、手術から無事に仕事復帰も…次節は休養の可能性「無理はするなと…」

　胆のうの摘出手術を受けたアントニオ・コンテ監督は、9日からトッテナムのトレーニングに復帰したようだ。同日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

　コンテ監督は今月1日、激しい腹痛により体調を崩し、胆のう炎で手術が必要だと判明。手術は同日に母国イタリアで行われ、療養中だった同監督は、5日のマンチェスター・C戦（○1−0）でベンチから外れていた。そして、8日にイギリスへ渡ったコンテは、9日から無事トッテナムでの指導に復帰を果たしている。

　しかし、11日に行われるプレミアリーグ第23節レスター戦で指揮することができるかは、いまだ不透明な模様だ。前節代理で指揮を執ったクリスティアン・ステッリーニ氏は、「アントニオは戻ってきた。今朝、彼は我々とともにピッチにいたよ」とコンテの復帰を報告しつつ、「彼は少しの間、無理はするなと伝えられているんだ」とし、「次の試合で彼がどうするかについては、何も言っていなかった」と、レスター戦での現場復帰については未定であることを明かした。

　ピッチサイドで情熱を露わにする姿が代名詞ともいえるコンテ監督。無事に仕事復帰を果たしたことは嬉しいニュースとなったが、ピッチ脇でその感情を爆発させるのは、もう少し先のこととなるかもしれない。