義母はきっと料理が好きなんだろうし、義父と息子たちのお世話をするのが趣味になっていたところもあったのかもしれません。それはそれで個人の幸せなので、私がどうこう言う内容ではありません。でも、私は趣味と言えるほど料理が好きなわけでないし、そもそも仕事をしているので買い物を含めてそんなに食事の準備に時間を割けないのです……。
今までなんとなく、「とにかく白飯と肉をいっぱい食べさせておけばいいんでしょ」などと簡単に思っていましたが、手づくりにまでこだわらないといけないのかと途方に暮れました。その後、旦那も私に遠慮がなくなってきたのか、あれこれ注文をつけるようになったのです。
毎日毎日ひたすら肉を焼き、白飯を炊き続ける日々。しかも自分が食べたいものを作っているわけではありません。お肉はキライではありませんが、魚や野菜だってたっぷり食べたいです。こうして自分が食べたいものを食べられず、ひたすら旦那に大量の食事を準備しなければならないことに、私はだんだんとストレスが溜まっていきました。
【第3話】へ続く。
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