アトレティコ、モロッコ代表MFアムラバトに関心か…夏にバルサと争奪戦の可能性も

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2023年02月10日 16:04  サッカーキング

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現在はフィオレンティーナで活躍中のアムラバト [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードがフィオレンティーナ所属のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトに関心を寄せているようだ。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在26歳のアムラバトは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。2020年夏からフィオレンティーナに在籍し、同クラブの中盤の主軸として活躍している。今シーズンも開幕からここまで公式戦27試合に出場。また、FIFAワールドカップカタール2022では全7試合にフル出場し、モロッコ代表のアフリカ勢初となるベスト4進出に大きく貢献した。

 カタールW杯での目を見張る活躍により、ヨーロッパの強豪クラブはこぞってアムラバトに注目。今冬の移籍市場ではバルセロナが市場閉幕直前に買い取りオプション付きのレンタル移籍を打診した。フィオレンティーナ側がオファーを拒否したことで移籍は実現しなかったが、バルセロナ含めた複数クラブが引き続き同選手の動向を注視していると伝えられており、夏以降の去就には注目が集まっている。

 今回の報道によると、アトレティコ・マドリードは夏の移籍市場での中盤強化を望んでおり、アムラバトの獲得を本格的に検討しているという。クラブ幹部は同選手の能力やカタールW杯での活躍を高く評価しており、ディエゴ・シメオネ監督が指向する戦術との相性も良いと考えているようだ。フィオレンティーナ側の評価額は最低4000万ユーロ(約46億円)程度と見られており、アトレティコ・マドリードが獲得を目指す場合には現有戦力の売却に踏み切る必要があると『マルカ』は指摘している。

 なお、今冬の移籍が叶わなかったアムラバトは、新しいクラブでの挑戦を望んでおり、ラ・リーガでのプレーについても前向きに検討しているようだ。同選手をめぐってはバルセロナが引き続き動向を注視していると見られており、夏の移籍市場で争奪戦が勃発する可能性も低くはないと伝えられている。
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