バルサ、フランス代表DFパヴァールの動向を注視…バイエルンの要求額は約42億円か

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2023年02月10日 17:05  サッカーキング

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2019年夏からバイエルンに在籍しているパヴァール [写真]=Getty Images
 バルセロナがバイエルン所属のフランス代表DFベンジャマン・パヴァールに関心を寄せているようだ。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 現在26歳のパヴァールは右サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤー。母国のリールの下部組織出身で、2015年夏にトップチーム昇格を果たした。その後、シュトゥットガルトでのプレーを経て2019年7月にバイエルンに加入。本職の右SBのほかにセンターバック(CB)や左SB、守備的MFとしても起用されるなど、同クラブでここまで公式戦140試合に出場し9ゴール12アシストをマークしている。

 今シーズンもここまで公式戦25試合に出強しているパヴァールだが、戦線離脱を強いられているモロッコ代表DFノゼア・マズラウィやフランス代表DFリュカ・エルナンデスが復帰した場合、チーム内での序列の低下が予想されている。また、マンチェスター・Cからレンタル中のポルトガル代表DFジョアン・カンセロの買い取りオプションが行使される可能性もあることから、夏の移籍市場での退団も噂されている。

 去就に注目が集まるパヴァールだが、現在バルセロナがその動向を注視しており、夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性があるようだ。現在同クラブではフランス代表DFジュール・クンデやウルグアイ代表DFロナルド・アラウホといったCBを主戦場とする選手が、右SBを務めることが多くなっている。クラブは”純正右SB”の獲得を希望しており、かねてからリストアップを行なっている模様。パヴァールの名前も獲得候補の中に含まれているようだ。

 同選手をめぐってはインテルが獲得に強い関心を示していることが明らかになっている。実際に同クラブは今冬の移籍市場で獲得に乗り出したものの、バイエルン側にオファーを拒否されていたようだ。インテルは今後もパヴァールの動向を注視していくものと見られており、獲得をめぐってバルセロナの”ライバル”になる可能性もあると『ムンド・デポルティーボ』は指摘している。なお、バイエルンは同選手の移籍金として3000万ユーロ(約42億円)を要求しているようだ
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