マンU、バルサから”2枚獲り”を画策?…F・デ・ヨングとA・ファティの動向を注視か

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2023年02月10日 20:07  サッカーキング

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マンUが関心を寄せる(左)F・デ・ヨングと(右)A・ファティ [写真]=Getty Images
 マンチェスター・Uがバルセロナ所属のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとスペイン代表FWアンス・ファティに関心を寄せているようだ。9日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 かねてからF・デ・ヨングに強い関心を示していることが明らかになっていたマンチェスター・U。昨年夏の移籍市場では7100万ポンド(約112億円)の移籍金でクラブ間合意に達したとの報道もあったものの、選手本人の希望により結果的に移籍は実現しなかった。今シーズンは開幕からここまで公式戦25試合に出場するなど、バルセロナで主力として活躍しているF・デ・ヨングだが、再びマンチェスター・U移籍の可能性が浮上しているようだ。

 報道によると、マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督は、来シーズン以降の戦いに向けた戦力拡充の必要性を感じており、夏の移籍市場での即戦力の獲得を希望しているという。とりわけ、アヤックス時代に共闘したF・デ・ヨングとの再会を未だに望んでおり、クラブ側もこうした指揮官の意向を汲み取り同選手の動向を引き続き注視しているようだ。

 また、マンチェスター・UはF・デ・ヨングと並行して、現在A・ファティの動向も注視しているという。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)の退団後、背番号「10」を引き継いだ現在20歳のA・ファティ。今シーズンはここまで公式戦31試合に出場しているものの、スタメン起用は9試合にとどまっており、十分な出場機会を確保することができていない。夏のバルセロナ退団の噂も浮上している同選手に対し、マンチェスター・Uは代理人を通じてコンタクトを取ったと伝えられている。

 依然として深刻な財政難に陥っているバルセロナは、夏に約1億7700万ポンド(約280億円)の賃金を削減する必要があると『デイリーメール』は指摘。F・デ・ヨングとA・ファティを売却した場合、給与の削減に加えて多額の移籍金確保も見込めるため、バルセロナが夏に2選手の売却に踏み切る可能性もあると伝えている。マンチェスター・Uは今後も引き続き、2選手の動向を注視していくと見られている。
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