息を引き取る数時間前に思う存分遊んだ犬(画像は『The Mirror 2023年2月7日付「Dog owner in tears after huge turnout for border collie’s last ever walk on beach」(Image: Sarah Keith / SWNS)』のスクリーンショット)がんを患った愛犬を「これ以上苦しませたくない」と考え安楽死という苦渋の決断をした飼い主が、愛犬との最後の散歩を賑やかなものにするためSNSで一緒に遊んでくれる人を呼びかけた。予定日は月曜日と平日だったが大勢の飼い主とともに30匹以上の犬が集まり、愛犬は思う存分ボールを追いかけてたくさんの犬と遊び、数時間後に息を引き取ったという。英ニュースメディア『Metro』などが伝えている。
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英キングストン・アポン・ハルに住むサラ・キースさん(Sarah Keith、44)の愛犬でボーダーコリーの“エラ(Ella)”は、もともと牧羊犬として農家で飼われていた。しかしエラは牧羊犬には向いていない性格だったため、農家はエラを誰かに譲ろうとしていた。サラさんはかつて「英国王立動物虐待防止協会(The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)」で働いていたことがあり、エラを見て屋外の犬小屋で過ごすよりも室内で飼うのに向いていることに気付き、エラを飼うことを決めたサラさんは今の家に引っ越した翌日にエラを迎え入れた。その後、エラの書類を確認してみると、エラを迎えた日がエラの1歳の誕生日だったことが分かった。
画像は『The Mirror 2023年2月7日付「Dog owner in tears after huge turnout for border collie’s last ever walk on beach」(Image: Sarah Keith / SWNS)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)