サウサンプトンが今季2度目の指揮官交代…わずか95日でジョーンズ監督を解任

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2023年02月13日 13:44  サッカーキング

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解任されたジョーンズ監督 [写真]=Getty Images
 サウサンプトンは12日、ネイサン・ジョーンズ監督の解任を発表した。

 プレミアリーグで14試合を消化して降格圏の18位と低迷していたサウサンプトンは昨年11月7日に約4年チームを率いたラルフ・ハーゼンヒュットル前監督を解任。同10日に後任として、2部ルートンからジョーンズ新監督を招へいし、2026年6月30日までの3年半契約を結んだ。

 ジョーンズ監督就任後、決勝進出には届かなかったが、カラバオ・カップでは準決勝まで導いたほか、FAカップでも5回戦進出を果たしている。しかし、リーグ戦の成績は上向かず。8試合でわずか1勝(7敗)にとどまり、現在は20位と最下位に低迷している。

 そして、11日に行われた第23節のウルヴァーハンプトン戦に1−2で敗れたことを受け、サウサンプトンはジョーンズ監督の解任を発表。なお、後任については明らかになっておらず。トップチームコーチのクリス・コーエン氏とアラン・シーハン氏もクラブを離れ、リードコーチのルーベン・セレス氏が18日のチェルシー戦に向けたトレーニングの指揮を執ることが明らかになっている。

 イギリスメディア『BBC』によると、ジョーンズ監督は今シーズン解任された8人目の指揮官となったほか、就任からわずか95日での解任になったことが伝えられている。

 現在49歳のジョーンズ新監督は、ウェールズ出身。現役引退後、ヨーヴィルのアシスタントコーチ、チャールトンU−21の監督、ブライトンのアシスタントコーチを歴任し、2016年1月にルートンの監督に就任した。就任当時4部だったルートンを3部昇格に導くと、昇格1年目の18−19シーズンも快進撃を見せて昇格争いに加わり、ジョーンズ氏はシーズン途中の2019年1月に2部ストークへと“移籍”した。ルートンは同監督退任後も好調を維持し、同シーズンの3部を制して2年連続の昇格を果たした。

 一方、ジョーンズ氏はストークで思うように結果を残せず、2019年11月に退任。2020年夏、ルートンの監督に復帰した。2020−21シーズンは12位で2部チャンピオンシップ残留に成功すると、翌21−22シーズンは6位で終えて昇格プレーオフに参戦。惜しくもハダースフィールドに敗れてプレミアリーグ昇格とはならなかったが、ジョーンズ氏は2部の年間最優秀監督に選出された。今季は20試合を消化した時点で、昇格プレーオフ出場圏と勝ち点差「2」の9位となっていた状況で、サウサンプトンに就任していた。

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