誕生日の悲劇　手すりが壊れて62歳双子が転落死（南ア）

南アフリカ・クワズール・ナタール州北岸部にある住宅で、62歳の誕生日を一緒に祝っていた双子の男性がバルコニーから転落し、死亡する事故が起こった。同じ日に生まれた双子は、同じ日に亡くなるという悲劇に見舞われた。南アフリカのニュースメディア『IOL』『The South African』他多くのメディアが伝えている。

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民間医療機関IPSSの救急隊は2月9日夜、シャカズ・ロック（Shaka’s Rock）という住宅地域にある集合住宅パロス（Paros）の3階から男女3人が転落したという通報を受け、駆け付けた。この家では家族や友人と一緒に双子の兄弟が62歳の誕生日を祝っており、双子が3階のバルコニーで女性と写真を撮るために木製の手すりに寄りかかっていたところ、それが外れ約15メートル下に転落した。IPSS救急隊はすぐに重傷者の治療を試みたが、男性2人はその場で死亡が確認された。女性は病院へ搬送され、治療を受けた。当初、救急隊員は彼女が重体であると報告したが、後に軽傷であることが確認されている。この女性は亡くなった双子のどちらかの息子の婚約者であると言われている。

この白と緑を基調にした集合住宅パロスはビーチフロントにあり、ギリシャ風に装飾された住宅は家具付き、キッチン完備のため、ホリデーリゾートとして人気がある。その3階に設置されていた木製の手すりは大人の腰あたりの高さまであり、両端が壁に固定されているようだが、何で固定されていたのかは不明。経年劣化であるところを大人3人分の重みに耐えきれず外れた可能性も考えられる。今後、警察は転落の原因に関して慎重に捜査を続けていく。

画像は『IPSS Medical Rescue　2023年2月10日付Facebook「Thursday, 09 February 2023」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　FLYNN）