パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるクリストフ・ガルティエ監督が、14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのバイエルン戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
試合は53分にキングスレイ・コマンに先制点を奪われると、82分にはケガから復帰したキリアン・エンバペがネットを揺らす場面もあったものの、オフサイドで得点は認められず、0−1で試合終了。PSGはホームでバイエルンに先勝を許すこととなった。
試合後、ガルティエ監督はフランスの専門チャンネル『Canal Plus』で「もちろん落胆している」と心境を吐露しつつ、「でも、誰もが今夜突破を決めたり、敗退したりすることがないことはわかっていた」と準々決勝進出の可能性は残されていることを強調した。
「深さを作ることができず、バイエルンにはプレスをかけられてしまった。深さも縦への意識もなければ、前半は非常に難しいことになると予想していた。残念ながら、エンバペを投入しようとした時に彼らに決められてしまった」
「彼らは我々を苦しめたが、サイドバックはもっと上手くやれたはずだった。バイエルンはいい60分を過ごしていたから、得点には値していた。しかし、その後の25分間は我々の方がはるかによくなった。背後を取り、連携面も改善できた。最終的にはわずかな差だったと思う」
逆転での突破を目指すPSG。セカンドレグは3月8日にバイエルンの本拠地『フースバル・アレーナ・ミュンヘン(アリアンツ・アレーナ)』で行われる。