夏でレアルと契約満了…去就注目のモドリッチ、鍵を握るのはクロース&ベリンガムか

0

2023年02月15日 10:09  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

来シーズン以降の去就に注目が集まるモドリッチ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリード所属のクロアチア代表MFルカ・モドリッチの去就に関し、同クラブ所属の元ドイツ代表MFトニ・クロースとドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが鍵を握っているようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在37歳のモドリッチは2012年夏からレアル・マドリードに在籍。これまで10シーズン以上に渡って”白い巨人”の中盤に君臨し、数多くのタイトル獲得に貢献している。在籍11年目となった今シーズンも開幕からここまで公式戦29試合に出場。5ゴール3アシストをマークするなど未だにチーム内で大きな存在感を放っている。

 そんな同選手とレアル・マドリードとの現行契約は今年の6月末まで。契約満了まで残り半年を切っており、来年9月で38歳を迎える”稀代の司令塔”の去就には大きな注目が集まっている。メジャーリーグ・サッカー(MLS)や中東からの関心も明らかになっているものの、選手自身はレアル・マドリード残留を熱望し、契約延長オファーを待っていると伝えられている。しかし、『マルカ』の報道によると、同選手の来シーズン以降の去就は、クロースとベリンガムの今後の動向に大きく影響される可能性が高いようだ。

 レアル・マドリードがかねてから強い関心を寄せているベリンガム。クラブは同選手を来シーズンのスカッドに加えることを熱望しており、今年夏の移籍市場での獲得に向けて準備を進めているという。また、同クラブはモドリッチと同じく今年の6月末で契約満了を迎えるクロースとの契約延長を検討しているとのこと。年齢やプレースタイルを考慮し、クラブ側はクロースとの契約延長交渉をモドリッチよりも優先的に進める方針のようだ。

 仮にベリンガムの獲得とクロースの契約延長いずれもが成立した場合、クラブは中盤の戦力飽和を防ぐべく、モドリッチの放出を決断する可能性が高いと『マルカ』は伝えている。レアル・マドリードは今後もベリンガムとクロースとの交渉を継続し、その進展具合によってモドリッチへの契約延長オファーの提示を検討すると見られている。

 今後もモドリッチ、クロース、ベリンガムの3選手をめぐるレアル・マドリードの動向に大きな注目が集まる。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定