不満な判定に感情を見せず批判も…チェルシー指揮官「何も知らないだけ」

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2023年02月15日 11:10  サッカーキング

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チェルシーを率いるポッター監督 [写真]=Getty Images
 チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、不満な判定に感情を見せなかったことへの批判に反論した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 チェルシーは11日、プレミアリーグ第23節でウェストハムと対戦。16分にジョアン・フェリックスの加入後初ゴールで先制したものの、28分に追いつかれて迎えた89分、コナー・ギャラガーのシュートがトマーシュ・ソウチェクの手に当たって防がれたものの、PKは与えられず。1−1のまま試合終了となっていた。

 この結果、リーグ戦3試合連続ドローとなったチェルシー。しかし、試合後、疑惑のシーンについて聞かれたポッター監督は「トマーシュ(・ソウチェク)があんな風に倒れてセーブできるなんてね。ナイスセーブだったよ」と淡々と皮肉交じりに語るにとどめ、判定への怒りなどは見せなかった。

 すると、この対応に元プロ選手やメディアなどが注目。選手たちは監督からより多くの感情を求めているだろうと指摘されるなど、控えめな反応に批判の声も上がっていた。

 15日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのドルトムント戦の前日会見に出席したポッター監督は改めてこの話題について言及。何があなたを怒らせるのかと聞かれると、「これらの質問とは別で? メディアとの議論には巻き込まれないように注意しなければならない」と返答しつつ、次のように続けた。

「もちろん、私も腹を立てる。私はあなたと同じように人間だからね。しかし、私は自分で選択した方法で行動するようにしている。私がもっと怒った方がいいというようなメディアは草の根サッカーにおける審判の問題についての記事も流しているが、そのつながりを理解できていない」

「これは感情的なものだ。でも、私には自分自身、そしてチェルシー、試合に対して自分にとって正しい方法で行動する責任がある。ノーザン・カウンティーズのようなイングランドフットボールの9部からコーチのキャリアをスタートさせながら、怒ったりすることなく、単に親切にしているだけで今、チェルシーでチャンピオンズリーグに出場できると思っているのなら、あなたはあらゆることを何も知らないだけなんだろうね」

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