レアル、今季終了後のFW補強を検討か…ヴラホヴィッチ＆リチャーリソンを注視

　レアル・マドリードが、ユヴェントス所属のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとトッテナム所属のブラジル代表FWリチャーリソンに関心を寄せているようだ。14日、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

　報道によると、レアル・マドリードは現在35歳のフランス代表FWカリム・ベンゼマが度重なる負傷離脱を強いられている点を考慮し、新たな攻撃の柱となり得るプレーヤーの獲得を検討しているという。今シーズン終了後の夏の移籍市場に向けてすでに複数名をリストアップし、その動向を注視しているようだ。

　レアル・マドリードが強い関心を寄せているのが、ユヴェントスで活躍中のヴラホヴィッチ。同クラブは以前から同選手に関心を寄せており、昨年1月の移籍市場でも獲得に乗り出していたという。クラブは現在も引き続き同選手の動向を注視しており、夏の移籍市場でのオファー提示を検討しているようだ。報道によると、レアル・マドリードはヴラホヴィッチの得点力を高く評価しており、既存の攻撃陣を補完する役割を同選手に期待しているという。

　また、レアル・マドリードはヴラホヴィッチと並行し、今シーズンからトッテナムでプレーしているリチャーリソンの動向も注視しているようだ。レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督はエヴァートン時代にリチャーリソンと共闘した経験があり、現在でも同選手の能力を高く評価しているという。レアル・マドリード側は、トッテナムとの契約を2027年夏まで残すリチャーリソンの獲得が困難であることは理解しつつ、今後も動向を注視していくと見られている。

　なお、レアル・マドリードは現在アタッカーの獲得についても検討しているという。獲得候補としては、アトレティコ・マドリードからチェルシーにレンタル加入中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスや、バイエルン所属のフランス代表FWキングスレイ・コマンらの名前が挙がっているという。