ベンゼマ、ラ・リーガ通算得点ランキング単独5位に浮上…“レジェンド”ラウール氏を超える

　ラ・リーガ第21節が15日に行われ、レアル・マドリードがエルチェを4−0で下した。同試合において2得点を記録した元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、クラブの“レジェンド”を抜いてラ・リーガの歴代通算得点ランキングで単独5位に浮上した。

　試合は序盤からレアル・マドリードのペースで進み、8分にスペイン代表MFマルコ・アセンシオのゴールで先制する。30分にはベンゼマのヘディングシュートがハンドを誘発してPKを獲得。自身でキッカーを務めると、ゴール右に完璧な一撃を叩き込んだ。前半アディショナルタイムにはブラジル代表FWロドリゴが倒されて再びPKを獲得。再びペナルティスポットに向かったベンゼマは、1本目とは真逆のコースにパーフェクトなシュートを沈めた。後半にはクロアチア代表MFルカ・モドリッチも得点を挙げ、レアル・マドリードが勝利。ラ・リーガ最下位に沈むエルチェを4−0で粉砕していた。

　同試合において2得点を決めたベンゼマは、ラ・リーガにおける通算得点数が「230」に到達。ラ・リーガでの歴代通算得点ランキングでは、これまでレアル・マドリードの“レジェンド”である元スペイン代表FWラウール氏と並んで5位タイとなっていたものの、エルチェ戦の2得点で単独5位に浮上した。

　なお、同ランキングの1位に輝いているのはパリ・サンジェルマンに在籍するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。同選手がバルセロナ時代に記録した得点数は「474」だ。2位にはアル・ナスル所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが入っており、レアル・マドリード時代に「312」ゴールを決めていた。3位にはかつてアスレティック・ビルバオで「251」得点を挙げた元スペイン代表FWテルモ・サラ氏がランクイン。レアル・マドリードを中心に活躍し、アトレティコ・マドリードやラージョ・バジェカーノでもプレーした元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス氏がゴール数「234」で4位となっている。