デ・ゼルビ監督、三笘薫は「1対1では世界最高級」…課題克服で「トップ選手になる素質がある」

　ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、同クラブでプレーする日本代表MF三笘薫に言及した。17日、地元メディア『サセックス・ライブ』がコメントを伝えた。

　2022−23シーズンからブライトンでプレーする三笘は、シーズン途中に就任したデ・ゼルビ監督の下で左サイドハーフのレギュラーに定着。今シーズンはここまで公式戦21試合に出場し、7ゴールを記録している。

　18日に行われるプレミアリーグ第24節フルアム戦の前日会見に臨んだデ・ゼルビ監督は、三笘について「彼はトッププレイヤーになる素質を秘めている」とコメント。「彼は前の2試合（ボーンマス戦とクリスタル・パレス戦）よりも良いプレーをすることができる」と注文を付けつつ、彼は毎試合90分プレーすることにまだ慣れていないから、それは普通の道のりだ」と付け加え、フルタイムを戦い抜ける選手に育てていく意向を示した。

　また、デ・ゼルビ監督は「一対一では、彼は世界最高の選手の一人だ。彼が多くのゴールを決めていることは、私たちにとって重要なことだ」とも三笘を称賛。一方で同監督は、「もっとピッチの内側へと入って、もっとチームメイトと一緒にプレーしてほしい」と三笘に求めている改善点にも言及し、「彼に何をしてほしいか説明するのが私の仕事だ」と、同選手のさらなる成長を願っている。