アストン・ヴィラは17日、イングランド代表DFタイロン・ミングスとの契約延長を発表した。
現在29歳のミングスは、2015年夏にボーンマスへと加入し、プレミアリーグで経験を積んだ後、2019年冬に当時2部のアストン・ヴィラにローン移籍。加入後すぐにレギュラーとしてプレーし始め、プレーオフの末4季ぶりのプレミアリーグ復帰に貢献。2019年夏より完全移籍となった。以降も最終ラインのDFリーダーに君臨し、今シーズンのプレミアリーグでは19試合に出場している。
また、イングランド代表には2019年9月に初招集。同年10月に初キャップを記録すると、以降も定期的に招集され、EURO2020でもグループステージ3試合に出場した。これまでに17試合の出場歴がある。
ミングスは延長に際し、クラブ公式サイトでコメントした。
「この4年間は本当に良いものだ。時に厳しいこともあったが、それは当然のことだ。ヴィラのファンが、クラブに期待している全てのものをもたらせることを願っている。それは自分が来た時から変わっていない」
「目標は昇格からプレミアリーグ残留、中位の位置からヨーロッパの大会に進出することへと少しずつ変わった」
「いつかトロフィーを手にし、クラブをヨーロッパへ進出させることを願っている」
「ヴィラでのプレーが大好きだ。浮き沈みが多かった時は、自分がたくさん感情を見せすぎてしまったかもしれない。高くなりすぎず、落ち込みすぎず、結果に依存する。でも、ファンに対する自分の愛と感謝は決して変わらない。本当に落ち着いていて、歓迎されているし、求められていると感じる。彼らが自分の状況を支持し、応援してくれた。感謝しかない」
「上手くいけば、この旅を続けられる」
ヴィラに欠かせぬDFリーダーとしてチームを支えるミングス。宣言通り、チームをトロフィー、ヨーロッパへ導く活躍に期待したい。