広島は昨季、リーグ3位、天皇杯準優勝、カップ戦制覇を達成。ミヒャエル・スキッベ監督の下で2シーズン目を迎え、優勝候補の一角にも挙げられる注目チームだ。『エディオンスタジアム広島』でのラストイヤー初戦は、かつての指揮官ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が率いて6年目に突入した札幌を迎えての一戦となった。
最初に決定機を作ったのはホームの広島。17分、満田誠の右コーナーキックに荒木隼人が頭で合わせたが、惜しくも左ポストに嫌われた。ホームの広島は何度かチャンスを作ったものの得点を奪えず、試合はスコアレスで折り返す。
後半も主導権を握る広島は64分、川村拓夢の折り返しにボックス中央のナッシム・ベン・カリファが合わせたものの、枠を外れて先制点とはならない。67分と68分には川村が立て続けに決定機を迎えるが、相手GK菅野孝憲の好セーブに阻まれる。
さらに74分、広島は左CKの流れからゴール前の川村が強烈なヘディングシュートを放ったものの、またしても菅野の超人的な反応に阻まれる。広島はボールがゴールラインを割っていたと主張したが、VARによるレビューでノーゴールが確認された。
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試合はこのまま終了し、0−0のスコアレスドローに終わった。次節、広島は26日にホームでアルビレックス新潟、札幌は25日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【スコア】
サンフレッチェ広島 0−0 北海道コンサドーレ札幌
【スターティングメンバー】
広島（3−4−2−1）
大迫敬介；塩谷司、荒木隼人、佐々木翔；中野就斗（84分 柴��晃誠）、松本泰志（67分 エゼキエウ）、野津田岳人、東俊希（84分 松本大弥）；満田誠、川村拓夢；ナッシム・ベン・カリファ（67分 ピエロス・ソティリウ）
札幌（3−4−2−1）
菅野孝憲；田中駿汰、岡村大八、福森晃斗（88分 中村桐耶）；金子拓郎、荒野拓馬、宮澤裕樹（88分 馬場晴也）、菅大輝；浅野雄也（HT 小林祐希）、青木亮太；キム・ゴンヒ（90＋5分 中島大嘉）
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