久保建英が先制弾をアシストも…ソシエダ、試合終了間際の失点でセルタとドロー

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2023年02月19日 00:19  サッカーキング

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久保は3試合連続のMOM選出もチームは白星を逃す [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第22節が18日に行われ、レアル・ソシエダとセルタが対戦した。

 前節のエスパニョール戦でラ・リーガ3試合ぶりの白星を掴んだレアル・ソシエダ。同試合では久保建英が今季4ゴール目を記録しただけでなく相手のオウンゴールも誘発し、2試合連続でラ・リーガが選出するマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いていた。ラ・リーガ2連勝を懸けた今節は14位のセルタと対戦。3位の座を確実なものとし、2強に近づくためにも勝利が欲しい一戦だ。

 レアル・ソシエダの久保はラ・リーガ4試合連続のスタメン出場。マルティン・スビメンディ、アレクサンダー・セルロートらも先発に名を連ねた。一方、セルタはオスカル・ミンゲサやイアゴ・アスパスらが先発に入った。

 試合は立ち上がりの5分に動く。ピッチ中央付近でボールを奪うと、ルーズボールはフリーになっていた久保の元へ。巧みなステップで対峙した相手を剥がし、左足でスルーパスを送ると、最後はミケル・オヤルサバルがダイレクトで強烈な一撃をニアサイドに突き刺した。負傷による長期離脱から完全復活を遂げた“エース”のゴールで、レアル・ソシエダが先手を取っている。

 その後は拮抗した時間が続き、前半はこのままレアル・ソシエダの1点リードで終了。後半に入るとセルタにもチャンスが到来。51分、ディエゴ・リコが頭で後ろに下げたボールがGKアレックス・レミロに合わず、このミスを狙っていたアスパスが頭で狙う。シュートは右ポストに嫌われた。

 65分にはレアル・ソシエダ。セルロートのポストプレーから落としを受けた久保がスルーパスを通すと、抜け出したオヤルサバルがGKと1対1のチャンスを迎える。しかし、ファーストタッチが決まらずにシュートはGKイバン・ビジャールに阻まれた。70分には久保が右サイド高い位置でボールを奪うと、ブライス・メンデスに預けてペナルティエリアに侵入。B・メンデスの落としからミケル・メリーノがスルーパスを送り、オヤルサバルのダイレクトパスから最後は久保が左足でシュート。ここもGKビジャールが弾き出し、追加点を許さない。77分にはセルロートからの横パスを受けた久保がフリーでボックス内に入ったものの、シュートまで時間がかかって枠内に飛ばすことができなかった。

 対するセルタは75分にレナト・タピアが退場処分となり、10人での戦いを強いられる。このまま試合は後半アディショナルタイムに突入。セルタは左コーナーキックが逆サイドへ流れると、アスパスが右足でクロスボールを送る。これがロビン・ル・ノルマンのオウンゴールを誘い、終了間際に試合は振り出しに戻った。

 試合はこのままタイムアップ。追加点を奪えなかったレアル・ソシエダは最後の最後でその“ツケ”を支払う結果となり、ラ・リーガ2連勝を逃した。久保は83分までのプレーとなり、3試合連続でMOMに輝いた。一方、セルタは土壇場の同点弾で連敗を逃れ、貴重な勝ち点「1」を積み上げた。

 次節、レアル・ソシエダは25日に敵地でバレンシアと対戦する。一方、セルタは26日にバジャドリードをホームに迎える予定だ。

【スコア】
レアル・ソシエダ 1−1 セルタ

【得点者】
1−0 5分 ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
1−1 90+3分 ロビン・ル・ノルマン(OG/セルタ)

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