アーセナルが首位奪還！　マンCはドロー…リヴァプールは連勝で調子上げる／プレミアリーグ第24節

　プレミアリーグ第24節が18日と19日に開催された。

　今節最初に行われたのは、ランチタイムキックオフの「アストン・ヴィラvsアーセナル」。試合は点の取り合いとなり、5分でFWオリー・ワトキンズが決め、ヴィラが先制すれば、アーセナルも負けじとFWブカヨ・サカの豪快な左足ですぐに同点。それでもMFフィリペ・コウチーニョの得点でヴィラが勝ち越して前半を終える。

　後半はアーセナル優勢。61分にCKからMFオレクサンドル・ジンチェンコが突き刺すと、後半追加タイムにMFジョルジーニョのシュートが相手のオウンゴールを誘発し、最後の最後で逆転。その後FWガブリエウ・マルティネッリがもう1点決め、4−2でアーセナルが勝利した。なお、日本代表DF冨安健洋は途中出場で右サイドバックとしてプレーした。

　15日のアーセナル戦で勝利し、暫定首位に浮上したマンチェスター・Cはノッティンガム・フォレストと対戦。試合は序盤からアウェーチームが主導権を握り、前半終了間際にMFベルナルド・シルヴァが得点。リードを奪って後半に向かうが、その後中々追加点を決められずにいると、84分にフォレストの途中出場FWクリス・ウッドに沈められ、最終的には引き分けに。わずか3日でアーセナルに首位の座を明け渡すことになった。

　日本代表MF三笘薫が先発したブライトンはフルアムと対戦。65.3%のボール支配率、21本（うち枠内7本）のシュートを放つなど、優位に立つも、終了間際にフルアムのMFマノル・ソロモンに得点を献上。ブライトンはこれで2戦未勝利となり、7位に後退。三笘はフル出場した。

　前節の“マージーサイド・ダービー”を制したリヴァプールは、敵地でニューカッスルと対戦。試合は10分にFWダルウィン・ヌニェス、17分に2試合連続でFWコーディ・ガクポが沈め、早々に2点をリード。22分に起きた相手GKニック・ポープの一発退場にも助けられ、そのまま逃げ切り連勝となった。

　前日ニューカッスルの敗戦で、4位浮上のチャンスとなるトッテナム。ウェストハムとのホームゲームは、後半に動き。56分にDFエメルソン・ロイヤルが先制点を挙げると、72分にはFWソン・フンミンが今季5点目を決め、2−0で勝利。ニューカッスルをかわし、4位浮上のチャンスを活かしきった。

　今節の試合結果、順位表、並びに次節の対戦カードは以下の通り。

■試合結果
アストン・ヴィラ　2−4　アーセナル
ブレントフォード　1−1　クリスタル・パレス
ブライトン　0−1　フルアム
チェルシー　0−1　サウサンプトン
エヴァートン　1−0　リーズ
N・フォレスト　1−1　マンチェスター・C
ウルヴァーハンプトン　0−1　ボーンマス
ニューカッスル　0−2　リヴァプール
マンチェスター・U　3−0　レスター
トッテナム　2−0　ウェストハム

■順位表
※順位　チーム名（勝ち点／得失点差）
1　アーセナル（54／+28）
2　マンチェスター・C（52／+36）
3　マンチェスター・U（49／+13）
4　トッテナム（42／+9）
______CL出場権獲得______
5　ニューカッスル（41／+20）
______EL出場権獲得______
6　フルアム（38／+5）
7　ブライトン（35／+10）※得点数→39
8　リヴァプール（35／+10）※得点数→38
9　ブレントフォード（35／+7）
10　チェルシー（31／0）
11　アストン・ヴィラ（28／-10）
12　クリスタル・パレス（26／-10）
13　N・フォレスト（25／-20）
14　レスター（24／-5）
15　ウルヴァーハンプトン（23／-15）
16　エヴァートン（21／-13）
17　ボーンマス（21／-23）
______降格圏______
18　ウェストハム（20／-10）
19　リーズ（19／-11）
20　サウサンプトン（18／-21）

■次節の対戦カード
（時間は日本時間）
▼25日
5時　フルアムvsウルヴァーハンプトン

▼26日
0時　エヴァートンvsアストン・ヴィラ
0時　リーズvsサウサンプトン
0時　レスターvsアーセナル
0時　ウェストハム vs N・フォレスト
2時30分　ボーンマスvsマンチェスター・C
4時45分　クリスタル・パレスvsリヴァプール

22時30分　トッテナムvsチェルシー

※「ニューカッスルvsブライトン」と「マンチェスター・U vs ブレントフォード」は、カラバオ・カップ決勝の影響で延期。代替開催日は決定次第、プレミアリーグ公式から発表。