声優の有志グループがインボイス制度説明アニメ制作、山寺宏一も理解の大切さ語る

インボイス制度を憂慮する声優の有志グループ・VOICTION（ボイクション）が「インボイス制度説明アニメ」全7話を制作。本日2月24日にVOICTIONの公式Twitterにてその第1話が公開された。

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VOICTIONは咲野俊介、甲斐田裕子、岡本麻弥によって立ち上げられたグループ。有志メンバーには東地宏樹、上田燿司らが名を連ね、2023年10月に施行が予定されている適格請求書等保存方式、通称インボイス制度の影響を強く受ける恐れがある声優・アニメ業界の声を届けるべく活動をしている。

「インボイス制度説明アニメ」は、インボイス制度の内容を正しく理解し、問題点を周知した上でみんなで考えることを目的に制作されたもの。複雑で理解が難しい制度の内容をわかりやすく伝えるため、声優という技術を活かした方法を検討し、VOICTIONが企画・制作・演出・出演まで務め、周囲の協力を得ながらアニメが作られた。アニメでは、ゴリラやネズミらかわいらしい動物のキャラクターたちがインボイス制度について会話を繰り広げる。なおTwitterで公開された動画は、本日18時にVOICTIONの公式YouTubeチャンネルでも公開される。

今回のアニメについて、山寺宏一からコメントも到着。山寺は「声優業界のこと以前に、あらゆる職種の小規模事業者と、そこに関わる全ての人に影響を及ぼすとても大きな問題だと思います」とインボイス制度への考えを述べ、「賛成反対を論じる前に、制度の仕組みと問題点を正しく理解しなければと感じていました。スタートまで時間がありませんが、この動画を始め、専門家の方の意見を聞いてキチンと学んで行きたいと思います」と制度への理解の大切さを語った。

■ 山寺宏一コメント
声優業界のこと以前に、あらゆる職種の小規模事業者と、そこに関わる全ての人に影響を及ぼすとても大きな問題だと思います。
よって全ての国民に関係するのではないでしょうか。
賛成反対を論じる前に、制度の仕組みと問題点を正しく理解しなければと感じていました。
そもそも消費税は預かり金ではなく「益税」というものは無い、という事実に驚きました。
スタートまで時間がありませんが、この動画を始め、専門家の方の意見を聞いてキチンと学んで行きたいと思います。