侍ジャパン・宇田川が“自信深める”好リリーフ 登板前にダルから一言「ポジティブに行こう」

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2023年02月25日 19:41  ベースボールキング

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25日、ソフトバンク戦で好リリーフを見せた侍ジャパンの宇田川優希
【カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎】
○ 侍ジャパン 8 − 4 ソフトバンク ●
<2月25日 宮崎>

 野球日本代表「侍ジャパン」の宇田川優希投手(オリックス)は25日、『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎』ソフトバンク戦にリリーフ登板。追い上げられる流れを止める好救援を見せた。

 出番は6−4の2点リードで迎えた7回二死一・三塁の場面だった。前のイニングから登板していた宮城大弥(オリックス)は2イニングの投球を予定していたが、6回表に味方のエラー絡みで4失点。1イニング目だけで35球を要し、2イニング目となった7回も、四球をキッカケにピンチを招いた。

 「宮城の球数が多くなった時点で、『この回途中からあるよ』と言われた。心の準備はしていた」。一打出れば1点差となる場面でマウンドに上がると、正木智也をストレート4球で空振り三振。壮行試合ではあるものの、昨秋の大活躍を彷彿とさせる火消しぶりだった。

 続く8回も続投し、四球の走者を1人背負ったものの、最後は栗原陵矢を二ゴロ併殺に打ち取り、計4つのアウトを15球で奪う好リリーフ。宝刀・フォークでも三振を奪い、1回1/3を投げ無安打無失点、2三振1四球の内容だった。

 登板前には投手陣の大黒柱でもあるダルビッシュ有から助言を受け、前向きな気持ちでマウンドへ上がった。

 「対打者が初めてだったので不安な気持ちもあったんですけど、投げる前に『ポジティブに行こう』と声をかけてくださった。自分も『上手くいく』と信じて投げました」

 チームに馴染めなかった際に手を差し伸べてくれた大先輩の言葉も胸にマウンドへ上がり、躍動した背番号26。本大会へ向けて、また一つ自信を深めた。

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