「ごめんね」飼い主からのメモと一緒に捨てられた猫に里親が見つかる(英)

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2023年02月25日 21:11  Techinsight Japan

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飼い主からのメモと一緒に捨てられていた猫(画像は『RSPCA Manchester & Salford Branch 2023年2月17日付Facebook「This is Lilo.」』のスクリーンショット)
今月上旬、イギリスで1匹の捨て猫がRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)のスタッフによって保護された。そこには飼い主からの手書きのメッセージが添えられていたそうで、猫の性格や好きなことなどが綴られていたという。猫を保護したスタッフはのちにFacebookでそのメモを公開し、「飼い主からの情報のおかげでこの猫にぴったりな里親を探すことができた」と明かしている。英メディア『Metro』『Manchester Evening News』などが伝えた。

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英マンチェスターで今月、1匹の猫が捨てられているのが発見された。

RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)のスタッフによって保護された猫には飼い主からのメッセージが書かれたメモが添えられていたそうで、そこにはこう記されていた。

「私の名前は“リロ(Lilo、Lee-Low)”です。ママは私をとても愛してくれていますが、もう飼うことができません。私はおやつと柔らかい毛布をふみふみすることが大好きです。また室内で飼われていた私は遊ぶことが大好きです。とても自立していますが、くっついて寝るのが大好きで夜はベッドの端っこで寝ています。私はとてもいい子です。ママはこれまで以上に私を愛してくれる人と出会えることを願っています。よろしくお願いします。」
「P.S.私は生まれた時からママと一緒なので他の人に慣れていません。」

RSPCAは現地時間2月16日、リロを保護した時の様子と飼い主からのメモをFacebookで公開した。

投稿によると、発見当時はとても怖がりで臆病だったリロだが、飼い主がリロの性格や好きなものについて詳しく教えてくれたおかげですぐに落ち着いたという。

そして飼い主からの情報を基にリロにぴったりな里親を探すことができたと明かしており、「今日、私たちはリロを里親のもとへ連れて行きます。新しい家族はリロを迎えることをとても楽しみにしています。私たちはリロを育ててくれたお母さんと新しく里親になってくれた2人のお母さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います」と綴られている。

リロと里親はすでに強い絆で結ばれているそうで、この投稿には世間からは次のような温かいコメントが多く寄せられた。

「飼い主がリロを手放したことに心が痛みましたが、ハッピーエンドで終わってよかったです。」
「リロの元飼い主は正しいことをしました。彼女がリロのことを愛していたのは間違いないでしょう。」
「飼い主さんがこの子をとても愛していたこと、この子を手放すことをとても悲しんでいたことが、メモから伝わってきます。リロが素敵な里親に出会えたことを知ってもらえたらと思います。」
「飼い主とリロにとってはとても悲しいことですがそれが幸せな結末であることを嬉しく思います。」

しかし一方では、「この子が無事でよかった。でももし見つかっていなかったら? 悪い人の手に渡ってしまったら? 愛するペットをケージに入れメモを添えて立ち去った飼い主の行動が正しいとは思えません」と飼い主を非難する声もあがった。

画像は『RSPCA Manchester & Salford Branch 2023年2月17日付Facebook「This is Lilo.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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