DeNA、OP戦初黒星も収穫アリ　ウェンデルケン3者連続K斬り、上茶谷3回1失点

○ 巨人 4 − 1 DeNA ●
＜2月26日　沖縄・那覇＞

　DeNAはオープン戦初黒星。打線が計4安打と沈黙したが、投手陣は新外国人のJ.B.ウェンデルケン投手（29）が圧巻の3者連続奪三振を披露するなど収穫もあった。

　先発の上茶谷は3回2安打1失点（自責点0）と上々の内容。立ち上がりは制球がバラつき、2回は不運な連打を許し失点したが、3回はキッチリと3者凡退で終えるなど尻上がりの投球で開幕ローテ入りをアピールした。

　2番手・京山、3番手・阪口の両右腕は制球を乱したものの、7回に登板した新外国人右腕・ウェンデルケンが圧巻の奪三振ショーを披露。対戦3者とも150キロ近い直球で追い込み、最後は変化球を振らせ勝ちパターン入りへ名乗りを上げた。

　打線は計4安打と沈黙。得点は1番・森の適時内野安打による1得点に終わった。ドラフト1位の松尾は8回裏の守備から途中出場。9回表に巡ってきた初打席で鋭いゴロを放ったが、相手二塁手の好守に阻まれオープン戦初安打はお預けとなった。