大勢2K零封も反省「悔しいですけど負けているな…」侍ジャパン“抑え候補”が語る栗林の凄さ

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2023年02月26日 20:54  ベースボールキング

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26日、ソフトバンク戦に登板した侍ジャパンの大勢
【カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎】
● ソフトバンク 2 − 4 侍ジャパン ○
<2月26日 宮崎>

 野球日本代表『侍ジャパン』の大勢投手(巨人)が26日、『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎』ソフトバンク戦にリリーフ登板し、1イニングを2三振含む3者凡退に抑えた。

 2−2の同点で迎えた8回裏に登板し、イニング先頭のリチャードを156キロのストレートで見逃し三振に斬ってとると、続くウイリアンス・アストゥディーヨは左飛。最後はこの試合2安打を放っていた正木智也をフォーク2球で追い込み、156キロで空振り三振に仕留めた。

 力強いストレートが印象に残るピッチングで、直後の9回表にチームは勝ち越し。流れを呼び込む好投だったが、試合後の大勢は「結果的に3人で抑えられたのは良かったんですけど、浮いたフォークを(アストゥディーヨに)ライナー性でレフトに持っていかれたので、ああいう同点の緊迫した場面で投げミスをしていたらダメだなという反省があります」と、引き締まった表情で話した。

 この日は侍ジャパンの抑え投手候補に挙げられている湯浅京己(阪神)が7回、栗林良吏(広島)が9回に登板。結果だけを見れば湯浅と大勢が3者凡退、栗林が1安打無失点という成績だったが、「湯浅とも話しているんですけど、ピッチングとか実戦を見ていると栗林さんより劣っているなというのは感じる」と制球面での力不足を痛感。

「悔しいですけど、負けているなと思う部分が多いので。負けたくないというか、それを素直に受け止めてもっと成長していきたいと思います」

 まだ今季プロ2年目の若手ではあるが、昨季1年間クローザーを務め、“1球の怖さ”を知っているからこそ見えてくる栗林の凄みがある。

 大勢が話した通り、WBC本大会では終盤の失投が命取りになりかねない。「これから緊迫した場面で投げていくと思いますし、パワーのある外国人相手に投げていくので、ああいう投げミスがないようにしていかないといけない」と自らに言い聞かせるように語り、球場を後にした。

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