顔半分を毛が生えた母斑で覆われ「狼女」と揶揄される女性、「人と違っていい!」と自信(米)<動画あり>

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2023年02月28日 05:11  Techinsight Japan

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顔に大きな母斑がある女性(画像は『diamond. 2022年6月11日付TikTok「we live in a world where individuality is feared.」』のスクリーンショット)
「人と違ってもいいじゃない! そのままの自分を愛し、自分に自信をもって生きよう!」―こんなメッセージを発信し、TikTokに19万4千人超のフォロワーを持つ女性がいる。女性の前向きな姿勢は多くの人をインスパイアし、元気を届けて躍進中だ。英メディア『The Sun』が伝えた。

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米バージニア州に住むTikToker、ダイアモンド・グリーンさん(Diamond Greene、24)は、顔の右半分に黒い毛に覆われた大きな母斑がある。

外出すると人の視線を感じたり、TikTokには「狼女」「美女と野獣」などと嫌なコメントをする人が後を絶たず、「ひどく落ち込んだこともある」と明かすダイアモンドさん。しかし「母斑は手術で切除するつもりはない。自分はゴージャスだと思う」と怯むことはない。

1児の母でヘアスタイリストであるダイアモンドさんは、「小さい頃、母斑のことで特にいじめられた記憶はないの。もちろんジロジロ見てくる人はいるわよ。でも気にしないようにしているの。大切なのは『自分がどう思うか』ということ」とあくまでも前向きだ。

さらに母斑から伸びる白髪交じりの黒い毛は、ハサミで長さを揃えるだけで剃らないそうで「顔に母斑があっても、毛が生えていようといいじゃない!」と述べ、こう続けた。

「大切なのは自分を愛すること。まずは自分に自信を持つことから始めるの!」
「人生は自分次第。あなたが人生を変える力を持っているの!」
「だから諦めず、人生を楽しむことよ!」


そんなダイアモンドさんが先月29日、TikTokに投稿した動画は再生回数が1700万回を超える大きな反響を呼び、次のようなコメントが寄せられた。

「あなたは本当に美しい。外も内もね。」
「私も体に大きな母斑がある。自分を晒すあなたの勇気が素晴らしい。」
「私も顔に母斑があるの。投稿してくれてありがとう。」
「ダイアモンドのように輝いている。」
「モデルになるべきよ。」
「インスパイアされる。」
「多毛症なの? 何の病気か教えて!」
「これはほくろと一緒。でも大きい場合は皮膚がんの定期的な検査を受けるべきよ。」


ちなみにダイアモンドさんの症状は「先天性色素性母斑」と思われるが、今のところ異常は見つかっていないようで、「私がこんなふうに生まれたのは理由があると思う。だからどんなにつらいことがあっても、私は前に進むだけよ!」と述べている。


なお2021年には、身体の約80%が巨大色素性母斑に覆われたインドの男性が話題になった。男性は小さい頃からいじめを受けてきたものの、家族の支えやSNSを通した励ましの言葉に救われたという。



画像は『diamond. 2022年6月11日付TikTok「we live in a world where individuality is feared.」、2022年11月10日付TikTok「always in love with my lashes after @The Luxury Lash Bar does them」、2023年1月17日付TikTok「just a reminder to all y’all weirdos in the comments」、2023年1月27日付TikTok「look in the mirror & ask yourself if you love what you see,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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