体重383キロ、毎日ゲーム三昧、トイレでお尻も拭けなかった男性、270キロ減量で「最高に幸せ」(米)<動画あり>

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2023年02月28日 22:11  Techinsight Japan

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最も重い時で体重が383キロあったという男性(画像は『Casey King 2023年2月22日付Instagram』のスクリーンショット)
最も重い時で体重が383キロあった男性(38)が、2019年放送のリアリティ番組に出演したことをきっかけに270キロの減量に成功した。男性は自身の減量の過程をSNSで発信、多くの人をインスパイアしている。米ネットメディア『New York Post』などが伝えた。

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ジョージア州に住むケイシー・キングさん(Casey King、38)は2019年、米リアリティ番組チャンネル『TLC』で放送する「ファミリー・バイ・ザ・トン(Family By the Ton)」に出演した。番組内では肥満に悩むいとこ3人と減量に挑戦、自宅ベッドに素っ裸で座りビデオゲームをする姿を晒していた。

小さい頃から体格が良く、高校を卒業する頃には約136キロに達していたというケイシーさん。その後レストランで働くようになると体重が約226キロを超え、仕事を辞めたことで母から家を追い出された。

そして父ダニーさん(Danny)と一緒に住むようになったケイシーさんはますます体重が増加、番組内でこのように語っていた。

「まさか、34歳になって父と住むことになるなんて思いもしなかった。僕はこのままだと死ぬまで食べ続けるだろうね。昼の12時頃起きてすぐ食事をして、テレビを見てビデオゲームをするのが日課だよ。」

ケイシーさんは「愛する息子のためなら」と甲斐甲斐しく世話をしてくれるダニーさんに頼りっぱなしだったそうで、当時のことをこのように振り返る。

「僕は好きなだけ食べ、トイレに行くと父にお尻を拭いてもらっていた。真夜中に突然もよおして父を起こすこともあった。それに家の中のシャワーが狭すぎて、裏庭のデッキに設置したストックタンク(大きな桶)で体を洗っていたよ。父に助けてもらいながらね。」


そんな生活に終止符を打ち「痩せてみせる」と決意したのは、「自分は存在しているだけ」と気付いたこと、そして医師に「このままの生活をしていたら寝ながら死んでしまう」と言われたことがきっかけだったという。


そうしてケイシーさんはまず番組で、食事療法とジムでの運動、水泳やプールでのウォーキングなどで約322キロから約286キロにまで減量、それから胃を細くするスリーブ状胃切除術を受けた。「初めは不可能だと思っていた」と明かすケイシーさんだが、手術から2週間後の診察では体重が20キロ減っていることが判明、番組の終了時には約238キロにまで落としていた。


自信をつけたケイシーさんはその後も食事療法と運動を続け、3年前にはホームセンター「ホームデポ」で働き始め、車の運転もできるようになった。そして2021年11月20日の37歳の誕生日には約115キロを記録、現在は約113キロで、目標は11キロ減の約102キロという。


ちなみに目標体重に達した暁には、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」の専用ページで集まった寄付金でたるんだ皮膚を切除する手術を受ける予定だそうで、近況についてこのように明かした。


「減量をしたことで普通の人間らしい生活ができるようになってね。友達や家族と一緒の時間を大切にし、デートもしているよ。」

「今は僕の人生の中で最も幸せ。それにこれまでで一番、自分のことを愛することができているんだ!」



画像は『Casey King 2023年2月22日付Instagram、2021年10月9日付Instagram「#flashbackfriday」、2021年6月20日付Instagram「I made these for a #tiktok」、2021年10月19日付Instagram「I keep getting asked about the #skin」、2021年11月29日付Instagram「He’s #always been there and with today’s」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • たしかに、この皮は手術なしでは、自然に縮むことはなさそう。。。
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