痛恨黒星のローマ…退場のモウリーニョ監督は第4審に不満爆発「受け入れ難い態度で…」

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2023年03月01日 12:09  サッカーキング

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クレモネーゼ戦で退席処分となったモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、クレモネーゼ戦を振り返った。2月28日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 セリエA第24節が現地時間2月28日に行われ、ローマは敵地でクレモネーゼと対戦した。前節ヴェローナに完封勝利を収めリーグ3位に浮上したローマだったが、この日は最下位クレモネーゼに大苦戦。17分に一瞬の隙を突かれて先制を許すと、71分にレオナルド・スピナッツォーラのゴールで同点に追いつくも、83分にPKで痛恨の勝ち越し点を献上。その後の反撃も実らず1−2で黒星を喫した。

 クレモネーゼに今シーズンのリーグ戦初勝利を献上したローマは5位に転落。前半アディショナルタイムに主審からレッドカードを提示され、スタンドから後半の行方を見守ったモウリーニョ監督は「彼ら(クレモネーゼ)が作ったチャンスの数は2回にも満たない。それで2失点してしまったのだから我々は少し不運だと言える。しかし、これは我々の責任だ。インテンシティーや結果を出すための気持ちが欠けていた。もちろん我々も勝ちたいと思っていたが、彼らは人生を賭けるような気持ちで試合に臨んでいたんだ」とコメントし、痛恨の敗戦を悔やんだ。

 同監督は自身の退席処分についても言及。「私は感情的な人物だが、狂っているわけではない。私があのような反応を見せるということは、何かが起こったということだ。第4審判が私を退場させるよう進言した後に、主審がレッドカードを提示したんだ」と語った上で、第4審判を務めていたマルコ・セラ氏との間でトラブルが発生していたことを明かした。

「規律の観点から見ても、今後何ができるのかを確認する必要がある。残念ながら、第4審判は私に何を言ったか、どのように言ったか、どのように私を扱ったかについて正直に話すことができない。それが私の反応を誘発したんだ。彼が私に言ったことを録音したものがあるかどうか確認したい。彼がトリノ出身であり、我々がユヴェントスとの対戦を控えていることについては触れたくない。私のキャリアで初めて、第4審判が受け入れ難い態度で私に話しかけた。私はその真実に触れたいんだ」

 モウリーニョ監督は「試合後に審判のドレッシングルームに行き、セラに対して説明を求めたが、彼は記憶力に問題を抱えているようだった」と続けたうえで、セラ氏のコメントの内容については「録音して公開するのが望ましい」とコメントするにとどめた。ローマは次節、5日にホームでユヴェントスと対戦することになっている。

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