キャサリン皇太子妃、フィットネスバイクのバーチャルレースでウィリアム皇太子に勝利

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2023年03月02日 12:21  Techinsight Japan

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英サウス・ウェールズを訪問したウィリアム皇太子夫妻(画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年2月28日付Instagram「Exciting news!」』のスクリーンショット)
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、英サウス・ウェールズを公式訪問した。現地にある「アベラヴォン・レジャー&フィットネス・センター」を訪れた夫妻は、フィットネスバイクのバーチャルレースに挑戦した。キャサリン皇太子妃はスカートとヒールの高いブーツを着用していたにもかかわらずウィリアム皇太子を負かし、見事レースに勝利した。

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英ウェールズ地方の祝祭「聖デイヴィッドの日」を迎える前日の現地時間2月28日、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃がサウス・ウェールズを公式訪問した。

ウェールズでは毎年3月1日、同地方の守護聖人である聖デイビッド(St.David)の命日を記念して「聖デイヴィッドの日」の祝祭を行うのが伝統だ。

昨年9月にエリザベス女王が崩御後、君主に即位したチャールズ国王の後を引き継ぎ、ウィリアム皇太子には“ウェールズ公”、妻のキャサリン皇太子妃は“ウェールズ公妃”の称号が与えられた。夫妻は同月27日にウェールズを公式に訪れたが、今年に入ってからの訪問は今回が初めてとなる。

この日サウス・ウェールズを訪れた夫妻は、地域のメンタルヘルスに関する取り組みをサポートするとともに、現地のコミュニティと触れ合った。

現地に到着した夫妻は、最初に「ブライナウェル・リハビリテーションセンター」を訪問し、薬物やアルコール依存症の影響に悩む人々を支援する同センターの活動などを視察した。

そして次には、ポート・タルボットにある「アベラヴォン・レジャー&フィットネス・センター」に立ち寄り、スポーツや運動が、いかにメンタルヘルスやウェルビーイング(身体的、精神的、社会的な幸福)をサポートにするかについての話を聞いた。

現地メディアによると、この後夫妻はセンター内にあるサイクリングスタジオに行き、フィットネスバイクのバーチャルレースに挑戦したという。

スタジオに入ると、ウィリアム皇太子はフィットネスバイクでトレーニング中の男性達に向けて「クラスを台無しにして申し訳ありません」とジョークを放った。そして皇太子妃の黒いブーツを見ながら、「君はハイヒールを履いているね」と指摘した。すると彼女は「こんな格好で大丈夫かしら」と答えたそうだ。

それというのも、この日キャサリン皇太子妃は白いタートルネックセーターに千鳥格子柄のロングスカートを合わせ、ヒールの高いブーツを履いていたからだ。

夫妻が挑戦したのは、イタリアの山岳地帯を自転車で上りながら、45秒間でどちらがより遠くまで行けるかを競い合うバーチャルレースだ。

レースが始まると、皇太子妃はスカートとブーツ姿にもかかわらず勢いよくフィットネスバイクを漕ぎ、インストラクターに「もっとハードに出来ないかしら?」とマシンの強度を上げるよう尋ねる場面もあったという。

すると周囲からはキャサリン皇太子妃を応援する声が高まり、ウィリアム皇太子に向けて「あなたの奥さんの方が、絶対に速いですよ!」と叫ぶ声も聞こえたそうだ。

レースの結果キャサリン皇太子妃が勝利すると、ウィリアム皇太子は息切れしながら「後で話すから、ちょっと待って。息を整えさせてください」と伝えた。

皇太子妃がフィットネスバイクを素早く漕ぐ姿を見た人々は、SNSで「彼女の運動神経は素晴らしい。スポーツとくれば、彼女に不可能はないよね」「彼女を制止することは、誰にもできない!」「簡単にやってのけたわ!」などとコメントしている。


夫妻はこの後、ウェールズ航空救急隊の本部である「ウェールズ航空救急隊チャリティ(Wales Air Ambulance charity)」を訪問。救急隊員達と対面し、自分自身のメンタルヘルスを優先させることの重要性について語り合った。現地では、ウィリアム皇太子が同団体のパトロンに就任したことが発表された。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年2月28日付Instagram「Exciting news!」「What a wonderful day in South Wales today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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