キャサリン皇太子妃、真っ赤なコートでパレードを視察 バク転を披露した少年を褒める場面も

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2023年03月03日 13:41  Techinsight Japan

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真っ赤なコートを着てウェルシュガーズと対面したキャサリン皇太子妃(画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年3月1日付Instagram「Honoured and delighted to be the new Colonel of the Welsh Guards and to join friends
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、英ウィンザーで開催した近衛歩兵連隊ウェルシュガーズ(Welsh Guards)のパレードに出席した。ウェールズ地方の祝祭「聖デイヴィッドの日」を記念する式典では、昨年ウェルシュガーズの大佐に就任したウィリアム皇太子が初めてのスピーチを行った。キャサリン皇太子妃はウェールズの国旗に敬意を表した、真っ赤なロングコートを纏って登場した。

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現地時間1日、英ウィンザーのコンバーミア兵舎で、第1大隊ウェルシュガーズ(Welsh Guards)による「聖デイヴィッドの日(St. David’s Day)」を記念するパレードが開催された。

聖デイヴィッドの日とは、英ウェールズ地方の守護聖人である聖デイヴィッド(St.David)の命日を記念する祝祭だ。毎年ウェールズではパレードやコンサートなどが開催され、人々はウェールズの国花であるラッパ水仙の花や、西洋ネギの飾りを身につけて祝うのが伝統だ。西洋ネギは聖デイヴィッドのシンボルでもある。

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は前日の2月28日にサウス・ウェールズを公式訪問したものの、「聖デイヴィッドの日」当日はウィンザーで開催したパレードに出席したのである。

皇太子は昨年12月にチャールズ国王の後を引き継ぎ、近衛歩兵連隊ウェルシュガーズ(Welsh Guards)の大佐の称号を継承したが、同連隊のもとを訪れるのは今回が初めてだ。

現地メディアによると、皇太子は近衛連隊のバンドが国歌を演奏する中、兵士達と共に敬礼を行った。そして壇上に上がると演説を行い、式典に出席したことを「光栄に思い、喜んでいます」と述べ、1975年から大佐を務めた父チャールズ国王が参加できなかったことについて「残念に思っています」と伝えるなどした。


この後夫妻は、西洋ネギを将校と衛兵に贈呈するという式典の伝統儀式を行った。かつて聖デイヴィッドがウェールズの兵士にサクソン人との戦いで敵味方を区別するため、帽子に西洋ネギをつけさせたことから、聖デイヴィッドのシンボルになったという。

この日キャサリン皇太子妃は、ウェールズの国旗に描かれた赤い竜を思わせる、真っ赤なロングコートを着用していた。ウール素材のコートは「アレキサンダー・マックイーン」によるもので、黒いボタンがついたシングルブレストのデザインだ。皇太子妃は黒いスカーフを襟元に巻き、同色のレザー手袋とハンドバッグ、ブーツをコーディネート。2本の長い矢とリボンを装飾した黒い帽子を被り、コートの左襟には西洋ネギのブローチをつけていた。


会場で皇太子妃は、見学に訪れた人々としばらくの間交流を楽しんだ。この際には、ウェールズの民族衣装を着た少女から歓迎の花束を贈呈されたり、9歳の少年からバク転を披露される場面があった。皇太子妃はこの少年に「もの凄く感激したわ!」と称賛の言葉を送っていた。



画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年3月1日付Instagram「Honoured and delighted to be the new Colonel of the Welsh Guards and to join friends,」』『The Royal Family Channel 2023年3月1日付Twitter「The Princess of Wales told nine-year-old Thomas Lucas that she was “super impressed” with the boy’s “brilliant” back flip as she attended 1st Battalion Welsh Guards for their St David’s Day parade.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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