侍ジャパンが「たっちゃんTシャツ」でグラウンド入り　ヌートバーの“愛称”を背に始動

◆ ついに大谷とヌートバーが合流

　大谷翔平選手（MLBエンゼルス）とラーズ・ヌートバー選手（MLBカージナルス）が3日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に合流した。

　15時過ぎに多くのファンが見守るなか、「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋」が行われるバンテリンドーム入り。2月の宮崎合宿からチームに合流していたダルビッシュ有投手（MLBパドレス）、山本由伸投手（オリックス）らとロッカールームで挨拶を交わした。

　その後、グラウンドに姿を表したナインは、胸に「JAPAN」、背中にアメリカ国旗と日本国旗に加え、ヌートバーのミドルネーム「タツジ」から採用された愛称「たっちゃん」と記されたTシャツを着用して練習を開始した。

　日本人の母を持つヌートバーは、日本プロ野球でのプレー経験がないアメリカ育ちのメジャーリーガー。ナインは馴染みない環境に飛び込んできた新たな仲間をオリジナルTシャツで迎え入れた。

　侍ジャパンは3日と4日にバンテリンドームで「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋」中日2連戦を実施。

　ヌートバーも含めたメジャーリーガーは、規定によりこの2試合に出場することはなく、早くても6日と7日に京セラドーム大阪で開催される「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 強化試合」で代表デビューとなる見込みだ。

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