楽天・田中将”開幕前哨戦”で4回0封の快投　制球力抜群、40球で12アウト奪う

◆ 3月30日の開幕戦登板へ視界良好！

　楽天の田中将大投手（34）が4日、日本ハム（札幌ドーム）とのオープン戦に先発登板。初回からテンポ良くアウトを重ね、4回1安打無失点で調整登板を終えた。

　初回、昨季の首位打者・松本剛を1球で中飛に仕留めるなど、わずか6球で3者凡退。2回は6番・上川畑を148キロの内角直球で空振り三振に仕留めるなど、この回もテンポ良く3つのアウトを重ねた。3回は二死から初被安打となる二塁打を許すも後続をピシャリ。4回は再び9球で3つのアウトを奪いゼロを重ねた。

　オープン戦初登板は4回40球、1安打無失点、2奪三振無四球の快投でお役御免。これで今季の実戦登板は、2回2安打無失点だった2月23日の広島戦（練習試合）に続き6イニング連続無失点となった。

　3月30日の開幕・日本ハム戦（エスコンF）での先発登板が内定している右腕。4週間後に再び顔を合わせる日本ハム打線に万全な状態を印象づけた。